新春に向けて拝殿に架ける注連縄は菰巻きとするために準備作業が昨日から有志によって始まった。編み紐を「ツヅラコ」に巻いて菰編み台にセットし、アクタを取り除いた稲藁5~6本づつを編み上げていくのである。(編み途中の画像は内側で藁の継ぎ目が多く見える)平成26年に初めて菰巻き注連縄を作り始めて4回目の作業であり少し慣れたのであろうか昨日3枚編み上げた。
編み紐を巻いている鼓のような形の名称は上平良地区では「ツヅラコ」「コマ」、佐伯地区では「カチコ」、旧湯来町では「ツロロ」、旧千代田町では「ツヅラコ」、島根県の旧津和野町や旧日原町では「ツツロ」などと言われていたようである。