今日は朝から気温が下がり続け、帰宅時でマイナス7℃。しかも大雪。
強い風に軽い雪が地吹雪となって舞い上がり、ときにはクルマの直前すら見えなくなるような状態だった。
寒すぎて風も強いせいか、スピード出せずにノロノロ走ってるせいか、はたまた下回りに雪が付いたせいか、水温計もなかなか上がらない。
デフロスタの効きも悪くて、風防の上のほうからだんだんシバレが広がってくる。
60キロくらいで走っていれば雪はガラスに付かないのだが、スピードを落とせば雪がガラスに付着し、あっという間に凍りつく。ワイパーで拭いても氷が広がるだけだ。ウォッシャーで溶かすしかないが、ウォッシャーで濡れたガラスには余計に雪が付きやすくなる、という凍結スパイラル。
ガラス拭き拭き、流れる雪の幕の隙間に見え隠れする路面をなんとか捉えながらの20kmは、50km以上にも感じられた。
試しに写真撮ってみたけど、写真では肉眼で見るより雪が流れずに写るから、実際の迫力をが到底伝わらない、というのが残念だ。
赤く見える光は、路肩を示すLED標識。「固定式視線誘導柱」というらしい。街灯くらいの高さに設置された赤白の下向き矢印型の標識で、矢印が路肩を示している。50mおきくらいに立ってると思うが、間近の1本がなんとか見える程度だ。
まったく、ホワイトクリスマスにも程があるぞ。
死ぬかと思ったよぉ~。
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例によって倒木処理。
昨日までは雪も少なくて、まあまあ作業しやすかった。
ビフォーを撮り忘れたが、作業道路を塞いでいた倒木を除去した跡が残っている。
北海道では、冬至前後のこの時期、午後3時過ぎたら、もう夕方だ。
3時半過ぎから、薄暗い山の中では手元が怪しくなってくる。
この現場はたまたま日の沈むほうに道が向いているから、こんな写真が撮れたわけだ。
3時半過ぎ、夕日が差し込んでいる。カメラがアレなのでイマイチ伝わんないかもだが、実際はもっと夕日感満点だった。
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冬ワイパー。
前にちょっと紹介したが、こんなやつだ。
車内からの写真。
夏用は400ミリだが、雪の重さがワイパーモーターの負担になるので、俺は冬ワイパーを短いやつにしている。
コイツは375ミリだったと思う。
刃のアップ。
のっぺりとした、ただのゴムの板みたいなもんだ。
おなじみ夏ワイパーの刃は複雑な断面になっているが、あれは水切れをよくするための溝が刻まれているのだ。
しかし、あの溝に入った水分が凍ると、刃が歪んで拭き取れなくなってしまう。
だから、冬ワイパーは、水切れを犠牲にしても、凍結に強い構造にしてあるのだ。
本体の弓は、ゴム風船くらいの薄いゴムの袋でフルカバーされている。
もし弓のゴム袋に着氷しても、湾曲した風防ガラスを拭き取るときに弓がたわみ、それによりゴム袋もたわんで、表面の氷が割れてはがれるのだ。
ジープやSJジムニーみたいなまっ平らなガラスだと除氷効果は発揮されないが、ゴムのおかげで着氷しにくくはなる。
いずれにしても、よくできたシステムだ。
冬はコイツと冬タイヤがないとおっかなくて乗れない。
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溝の底に残った雪に、やや大きい足跡。
残っているのは日曜の雪だから、何日も経っていない。
しかし、足跡の上に今日の粉雪が吹き寄せられて、不鮮明だ。
サイズは、クマにしては小さく、キツネにしては大きい。
アップ。進行方向は写真の上方向。
深く鋭いチョキが。
より鮮明なチョキ。
エゾシカだな。
敷地の外ではよく見るが、柵の中ではめったに見ない。珍客々々。
たぶん、敷地の柵を越えて入ってきたのだろう。2メーターくらいのフェンスなど、シカが本気になれば、無いも同然だからな。
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山の作業道路の雪上に、先客の足跡。
キタキツネだな。
アップ。
ここで二手に分かれたのか?
雪に鮮やかな、ナナカマドの実。
冬の鳥たちの貴重な餌になる。
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