hiyamizu's blog

読書記録をメインに、散歩など退職者の日常生活記録、たまの旅行記など

黒鳥

2006年10月02日 | パース

今日10月2日はWA州では女王誕生日で連休の最後のお休み。我々も近所の散歩のみでお出かけはなし。そこで、WA州の鳥、Black Swan 黒鳥のお話をしたい。といっても、写真のみ自作で、他は、Carolyn Thomson-Dans and Stuart Halse “Waterbirds of South-west wetlands” Conservation からの訳で、(  )は私のチャチャです。



歴史
1697年1月、オランダ人のWillem De Vlamingh に率いられた一隊が、ヨーロッパ人として初めて黒鳥を発見し、航行中の川をSwan川と名づけた。彼らは3匹の黒鳥を捕まえ、インドネシアのBataviaに連れて行ったが、そこで死んでしまった。(黒い白鳥がこの世にいるなどとは信じられなかったようです)

Captain James Stirling率いる探検隊は、1827年3月Swan川にボートを乗り入れたとき、多くの黒鳥が水面から飛び立つ壮観な光景を見て驚いた。彼らは毎晩夕飯に焼いた黒鳥を食べた。(壮観な光景を見て食欲がわき、dinnerにroast swanを食べたのか?)

今日では哀しいことに彼らが名前を与えたこの川で黒鳥を見ることは少なくなってしまった。(まさか食べつくしたんじゃないでしょうね)
パース市には、草木のある孤立したSwan川の中島であるHeirrison Islandを黒鳥の生息地にするような計画がある。(あくまで計画です)

黒鳥は白い外側の翼( white outer flight feathers)を除けば、完全に黒色で、オレンジから暗い赤色のくちばしを持っている。白い目は繁殖期には赤くなる。雄の平均は約1.3mで、一方雌は幾分小さく1.2mである。雌はまた雄より幾分首が短い。ヒナは明るいグレーの毛でおおわれている。これは一年目を過ぎるまでにゆっくり黒色に変化する。(ヒナの毛はフワフワして柔らかそうです)



黒鳥はオーストラリア南部全体に生息し、大きな湖のある亜熱帯の北部へ進出している。きれいな川、河口、湖や塩分を含んだ沼に住む。渡り鳥ではなく生まれた場所で一生を過ごす。

黒鳥はヒナをかえした後、9月から2月(春から夏)にかけて羽毛が生え変わる。生え変わる期間は飛ぶことができないで、開放的な湖に多くの数が集まる。
彼らは主に植物をえさとして水上で成長し、彼らの長い首を使って食べられる底から生えている水生植物や、表面の植物を食べる。5月から9月が主な繁殖期で・・・(つがいとなる様子は具体的過ぎるのでカット)。
ペアーは低い出っ張りを持つ巣を木の枝や草木でつくる。普通浅い水際につくり、湖底に止めるが、ときとして落木をいかりとして使う。
年数を経た鳥は一般に永久にパートナーを変えないが、若い鳥は短期間だけのペアーとなり、養育者はその巣を放棄し子どもの世話をするためパートナーと別れる。(人間と同じですね。最近の若い人はすぐに別れる。別にうらやましくはありませんよ)。
別れた後しばしばまた一緒になりメスは一年に4回何匹かのヒナを産むことができる。3から9個の卵は普通生まれる。オスメス両方で39日から45日間卵をあたため、彼らの巣の領域を守る。(最大数産んで、全部育ったらあっという間にすごい数になります)。





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