hiyamizu's blog

読書記録をメインに、散歩など退職者の日常生活記録、たまの旅行記など

パース市拡大の企て

2006年10月23日 | パース

パース市発行の冊子、といっても4ページの簡単なものだが、Boundary News を読んでみた。現在、City of Perthと、北を接するTown of Vincentとが境界線をどう変更するか論争しているという記事だ。日本の町村合併のような話だ。

パース市は、Northbrigeの北の、Town of Vincentに現在属しているNewcastle Stと Bulwer Stとの間の地域をパース市に変更すべきだと主張している。これに対しTown of Vincentは、逆に現在パース市に属しているGraham Farmer FWYより北の地域は自分によこせと言って泥仕合になっているようだ。

パース市は市の豊かな財政のもと、市と一体化する効果を主張する。旅行者にもわかりやすいのはCATバスがこの地域に延長できるというものである。

歴史的地域に関するTown of Vincentのルールでは、いかなる新しいビルも従来とは異なる性格のものに変えたり、その一帯の既存の建物より高くすることはできない。パース市は、これでは3階以下の建物に囲まれた地域に新しく建てる建物もこの高さ制限にかかってしまうという。しかし、この地域を併合できれば、当面はこのルールを守る。もちろん、ルールはコミュニティとの相談結果により変更されることがあるという。(高い建物を建てたい気持ちがありあり)

パース市の居住者は10,469人で、8人の議員と市長がいるので、1163人あたり一人の代表ということになる。これに対し、Town of Vincentは2879人あたり一人の代表なので意見が反映しにくいと言う。(こんな話が説得力あるのでしょうか?)

パース市には1991年の人口を倍にするという居住ルネッサンス計画がある。2004年6月末で10,469人になったが、もっともっと早く居住者、とくに広がる郊外に住む若い人を増やす必要がある。RiversideやNorthbridgeの再開発計画などがあり、これらの開発で7千以上の家が提供されるだろう。問題の地域が併合されれば、推定4200人が加わることになる。

この冊子では、7月19日までに、パース市の主張にYESか、NOか、Town of Vincentの主張にYESか、NOかをチェックし、住所、氏名、サイン、日付を書いて送ってくれることを求めている。
パース市のホームページを見たが、まだこの結果は出ていないようだった。

つまらない話だったので、最後まで見てくれたあたなに、感謝を込めて、ちょっと古いが政治ネタのジョークを二つお送りします。

大胆な一歩
エリツィンが演説していた。
「私が権力を掌握したとき、わが国の経済および食料事情は、断崖絶壁に立っていた。
私は、われわれがあのとき以来、大胆な一歩を前に踏み出したことを大変誇りに思って
いる」

マルコス支配下のフィリッピン。
アメリカの新聞記者が一人の市民にインタビューする。
「貴方はマルコス政権を支持しますか?」 聞かれた男は「ここでは言えません」と
言って、誰もいない部屋に記者を案内する。彼はあたりをうかがい、壁から離れ、
記者の耳に口をつけて言った。「実は支持しています」





コメント
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