先月下旬、「将棋ペン倶楽部 通信39号」が郵送されてきた。
通信号はページ数も少なく、ホチキスでの簡易綴じなのだが、今号は全20ページで、ちょっと物足りなかった。では中を見てみよう。
まず表紙だが、5月26日(土)に行われた「将棋ペンクラブ関東交流会」の写真が載っている。写真右隅に写っている後ろ姿が私である。この写真では目立たないが、よく見ると後頭部が薄くなっている。まったく、目眩がする。
次ページは5月4日に行われた関西交流会のレポート。会員の矢野俊哉氏と幹事の湯川博士氏が1ページずつ書いている。
関西交流会は今年から、開催場所を福島区民センターに移した。関西将棋会館でできればいちばんいいが、借りられなかったのでは仕方ない。
しかし区民センターの環境もよく、来年以降もここで行うそうである。
関西交流会は私も一度参加したいと思っているのだが、「5月4日」は絶対無理。その日は博多どんたくを楽しんでいるからだ。
4ページからは、檜垣友里さんによる関東交流会レポート。今回は珍しく、一般女性会員の筆によるものだ。
檜垣さんは「指さない将棋女子」、転じて「観る将棋ファン」、略して「観る将」らしい。「観る将」といっても将棋は指す方が数段楽しいわけで、彼女もけっこうな指し手なのだろうが、それを包み隠してレポートしている。
交流会の1日をドキュメントタッチに描き、おもしろく読めた。
続いて北川茂氏による、「十三棋道舘道場《後篇》」。同道場ができるまで、そして現状を数々のエピソードを交えて描く。趣味の多様化やインターネットの影響で将棋道場を利用する愛棋家が少なくなった、という件は、全国の将棋道場経営者の共通の悩みであろう。
続いて、湯川幹事による「門脇さんを悼む」。将棋ペンクラブ会員で詰将棋作家でもある門脇芳雄さんへの追悼文。わずか1ページながら、様々なエピソードが簡潔に記されている。
次ページからは、「第24回将棋ペンクラブ大賞推薦作一覧」。私はA級順位戦の丸山忠久九段-郷田真隆九段・観戦記関浩氏を推薦したかったのだが、図書館で1譜しか読まなかったのと、当時は投稿する気力がなく、そのままになってしまった。
ちなみにこの将棋は、推薦されていなかった。
これに編集日誌がついて20ページ。冒頭にも書いたが、ちょっとボリュームがない。以前は通信36ページのときもあったから、いっそうその感を強くする。通信号をいかに充実させるかが、今後の課題であろう。
どなたかが連載ものを始めてくれればいいのだが。
通信号はページ数も少なく、ホチキスでの簡易綴じなのだが、今号は全20ページで、ちょっと物足りなかった。では中を見てみよう。
まず表紙だが、5月26日(土)に行われた「将棋ペンクラブ関東交流会」の写真が載っている。写真右隅に写っている後ろ姿が私である。この写真では目立たないが、よく見ると後頭部が薄くなっている。まったく、目眩がする。
次ページは5月4日に行われた関西交流会のレポート。会員の矢野俊哉氏と幹事の湯川博士氏が1ページずつ書いている。
関西交流会は今年から、開催場所を福島区民センターに移した。関西将棋会館でできればいちばんいいが、借りられなかったのでは仕方ない。
しかし区民センターの環境もよく、来年以降もここで行うそうである。
関西交流会は私も一度参加したいと思っているのだが、「5月4日」は絶対無理。その日は博多どんたくを楽しんでいるからだ。
4ページからは、檜垣友里さんによる関東交流会レポート。今回は珍しく、一般女性会員の筆によるものだ。
檜垣さんは「指さない将棋女子」、転じて「観る将棋ファン」、略して「観る将」らしい。「観る将」といっても将棋は指す方が数段楽しいわけで、彼女もけっこうな指し手なのだろうが、それを包み隠してレポートしている。
交流会の1日をドキュメントタッチに描き、おもしろく読めた。
続いて北川茂氏による、「十三棋道舘道場《後篇》」。同道場ができるまで、そして現状を数々のエピソードを交えて描く。趣味の多様化やインターネットの影響で将棋道場を利用する愛棋家が少なくなった、という件は、全国の将棋道場経営者の共通の悩みであろう。
続いて、湯川幹事による「門脇さんを悼む」。将棋ペンクラブ会員で詰将棋作家でもある門脇芳雄さんへの追悼文。わずか1ページながら、様々なエピソードが簡潔に記されている。
次ページからは、「第24回将棋ペンクラブ大賞推薦作一覧」。私はA級順位戦の丸山忠久九段-郷田真隆九段・観戦記関浩氏を推薦したかったのだが、図書館で1譜しか読まなかったのと、当時は投稿する気力がなく、そのままになってしまった。
ちなみにこの将棋は、推薦されていなかった。
これに編集日誌がついて20ページ。冒頭にも書いたが、ちょっとボリュームがない。以前は通信36ページのときもあったから、いっそうその感を強くする。通信号をいかに充実させるかが、今後の課題であろう。
どなたかが連載ものを始めてくれればいいのだが。