一公の将棋雑記

将棋に関する雑記です。

私が好きな、高倉健さん主演映画ベスト3

2014-11-20 00:06:56 | プライベート
映画俳優の高倉健さんが、11月10日にお亡くなりになった。享年83歳。
高倉健さんは生涯に205本の映画に出演したそうだ。私は全部観たことはない、というか、観た本数は数えるくらいしかない。任侠映画を観たのは、テレビで1本だけである。
そんなのにアレなのだが、きょうはその中で、私が好きな健さん映画ベスト3を述べる。

第1位
「新幹線大爆破」(1975年・東映)佐藤純彌監督
爆弾魔・沖田哲男(高倉健)が「新幹線を爆破する」と国鉄を脅す。どうやらそれが本気だということが分かり、国鉄は色めき立つ。人質にされた乗客と新幹線の運命は…。
犯人グループと警察・国鉄との攻防が最大の見もの。制作当時は、タイトルが物騒なので国鉄の協力を得られなかったというが、だからこそ随所に工夫の跡が見られ、一級品のドラマに仕上がった。

第2位
「遥かなる山の呼び声」(1980年・松竹)山田洋次監督
北海道東部の酪農の町に、ある男・田島耕作(高倉健)がやってくる。そこの農家で働く
母子のもとで、男は働くことになる。しかし男には、ある秘密があった…。
北海道の大自然が素晴らしい。いまは廃線となった、国鉄標津線が出てくるのもうれしい。当然といえば当然なのだが、一本の映画で、話が綺麗にまとまっているのがよい。

第3位
「君よ憤怒の河を渉れ」(1976年・松竹)佐藤純彌監督
東京地検検事・杜丘冬人(高倉健)はある日新宿で、身に覚えのない強盗傷害容疑で連行されてしまう。なおも窃盗容疑まで重なり、杜丘は絶体絶命。杜丘は隙をみて逃げ出し、真犯人の追及と真相究明に乗り出す。
以前も当ブログに書いたが、この映画は筋立てが荒唐無稽で、ひたすら呆気に取られる。バックの音楽もまったく合っておらず、まさかと思うクライマックスなど、突っ込みどころ満載である。しかしなぜか、もう一度観たくなる麻薬性がある。

以上3本は、どれもDVD化されているので、購入できるはずである。一度鑑賞されることをオススメしたい。

いつも背筋をピンと伸ばしていた健さんは、もっともっと長生きすると思っていた。心よりご冥福をお祈りします。
コメント (2)
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