(24日のつづき)
続いてVIP車。どんたく会長、福岡市長に続いて、福岡親善大使(ミス福岡)の3人が前を通る。ミスだけあって、皆さん綺麗だ。かわいらしい、というべきか。前席のミスは丸顔で、室田伊緒女流二段にちょっと似ていた。
2階建てバス、花自動車と続く。鎧武者のデザインがあるが、これは「軍師官兵衛」を模したものだ。
15時20分からは「どんたく花のマーチングパレード」だ。幼稚園、小学校、中学校、高等学校と行進し、昨年度入賞どんたく隊を挟み、大学、一般の部と続く。
幼稚園児はトコトコ歩いているだけでかわいらしい。これが小学生になると、女子はすっかりおめかししている。
中学生の女子は、バトンを振るう手つきもしっかりしている。
高校生になると、女子は笑顔にも余裕が出てくる。レオタード姿も健康的だ。
昨年度入賞のどんたく隊はしっとりと大人の雰囲気で、さすがに踊り慣れている感じ。和服姿が艶やかだ。
ところで博多どんたくに雨はつきもので、私も何回か被害に遭っているが、今年は雨に祟られず、私は快適な見物である。沿道に人は多いが、空いている箇所もある。見物客といえば、博多どんたくは毎年毎年、200万人の人出を発表するが、実感はない。もっとも博多どんたくは各所でイベントが行われるので、述べ人数にすれば、それに近い数字になるのかもしれない。
マーチングバンドは大学生の部になっている。このあたりになると、ゼニの取れる演奏になる。
16時42分からは、「ゲストバンドの部」。陸上自衛隊第4音楽隊や福岡警察音楽隊などが行進する。こちらはさすがに凛々しい。
続いて「他都市どんたく隊」。タイ、マレーシア、ハワイのどんたく隊などが登場する。もちろん各国のミスもいる。さすがに皆さん綺麗だ。
17時01分からは「若者委員会どんたく隊」。真弓ダンススタジオは、おなじみのカウガールである。
九大大橋キャンパス芸工祭どんたく隊は、使い古しのゴザなどを思い思いにデザインして身に着ける、おなじみのいで立ち。
西南学院どんたく隊はチアリーダーが行進し、その脇をアメフト部が固める、といういつものパターンだ。しかし今年はアメフト部のガードが緩く、チアリーダーをカメラに収めることができた。
17時13分からは、「一般どんたく隊」。博多どんたくの代名詞みたいなもので、この時間はお祭り本舞台での「マーチングフェスティバル」も見たいのだが、やはりこちらのパレードを観戦してしまう。
コカ・コーラウエストどんたく隊は、赤のTシャツがイメージで、若さがはじけている。今年はサンバダンサーが先陣を切っていた。羽根飾りの衣装が、よく似合っていた。
黄昏時になってきたが、今年は外付けストロボを自宅に忘れてきてしまったので、いい写真は期待できない。
浴衣姿に両手にしゃもじ、という定番スタイルのチームが登場する。博多どんたくを見ているんだなあ、という気持ちになる。
中洲アカデミーは美人ぞろいなのだが、美しすぎて怪しい。ニューハーフではあるまいな。
ティニハウタヒチどんたく隊は、妖艶かつ健康的で見応え十分だった。
博多笑い塾どんたく隊は、コスプレの集いだった。こういう「何でもあり」が、博多どんたくの魅力である。
琉球國祭り太鼓は、いつもながら勇壮だ。8月の沖縄旅行が楽しみである。
粕屋町どんたく隊が通り過ぎて、どんたく隊のパレードは終了となった。再び2階建てバスと花自動車が通る。もうすっかり日は暮れて、ライトアップされた花自動車が映えている。
18時40分からは総踊りである。以前は中洲川端付近の総取りを見物したが、市庁舎前のお祭り本舞台にはミス福岡が参集するので、ここ何年かはそちらに赴くことにしている。
19時すぎに総踊り開始。「博多どんたく どんたく囃子」「カッチリ節」「博多どんたく」と、福岡市民が中心になって踊る。私も気分的には踊りたいのだが、さすがにピンで踊っても楽しめない。一人旅は自由だが、一人だから楽しめない、ということもある。
さらに「博多どんたく」を踊り、さらにもう1回同曲を踊って、総踊りは終了。
高島宗一郎福岡市長の挨拶。
「博多は、菅原道真から『さしこ』まで、左遷の町でした…」
市長、鉄板のギャグである。「でも、博多は日本一の町になりました!」
会場、やんやの歓声である。続いて、RKB毎日放送・茅野正昌アナウンサーによる、福岡ソフトバンクホークスの、試合結果報告。
「本日は、1-0で勝利!! マッチ(松田宣浩)頑張った!! 秋山監督の采配光る!! でもすべては、皆さんのおかげです!!」
私は、福岡ダイエーホークスは好きだが、ソフトバンクは嫌いである。しかし郷に入れば郷に従えというし、博多に来たらソフトバンクを応援しなければならん。私もみんなと一緒に手を叩いた。
最後は関係者諸氏による、祝いめでたと、手一本で〆となった。
…あれ? ミス福岡は? と思ったら、最後にほんのわずか、撮影タイムを設けてくれた。
しかし今年は先の3人しか見当たらない。あと3人は別の会場に行ったのだろうか(後で分かったのだが、福岡親善大使は、2013年から2年任期となった)。ともあれ、何枚か撮影させていただいた。
これにて今年の博多どんたく港まつりは終了。今年も楽しかった。
さて、博多の夜である。私は100円ショップに行き、ボディーソープとシャンプーを調達した。さらに、夜食用にメロンパンを買った。
お楽しみの晩ご飯である。私は百貨店の地下食堂街に入る。こういう場所で食事を選ぶのは楽しい。さんざん迷って、洋食店で「デミオムライスチーズ」(745円)を食した。まあ美味かったが、若干物足りなかったので、昨年も入った「杵屋」で、讃岐うどん(453円)も食べた。
ちょっとガッツキすぎだが、昼間はさんざん歩いたので、まあいいだろう。
腹もくちくなったところで、ここから私は移動である。高速バスを調べたら、21時発の鹿児島行きがあり、昼のうちに予約をしておいた。九州は広いので、隙間の時間を有効に使うのがよい。
コインロッカーからカバンを引き揚げ、天神バスセンターに向かう。その途中、和風赤飯弁当(276円)と梅おにぎり(90円)が半額で売られていたので、購入する。しめて197円は激安だ。
特急さくらじま号に乗る。天文館到着予定時間は、翌日の01時00分である。
(つづく)
続いてVIP車。どんたく会長、福岡市長に続いて、福岡親善大使(ミス福岡)の3人が前を通る。ミスだけあって、皆さん綺麗だ。かわいらしい、というべきか。前席のミスは丸顔で、室田伊緒女流二段にちょっと似ていた。
2階建てバス、花自動車と続く。鎧武者のデザインがあるが、これは「軍師官兵衛」を模したものだ。
15時20分からは「どんたく花のマーチングパレード」だ。幼稚園、小学校、中学校、高等学校と行進し、昨年度入賞どんたく隊を挟み、大学、一般の部と続く。
幼稚園児はトコトコ歩いているだけでかわいらしい。これが小学生になると、女子はすっかりおめかししている。
中学生の女子は、バトンを振るう手つきもしっかりしている。
高校生になると、女子は笑顔にも余裕が出てくる。レオタード姿も健康的だ。
昨年度入賞のどんたく隊はしっとりと大人の雰囲気で、さすがに踊り慣れている感じ。和服姿が艶やかだ。
ところで博多どんたくに雨はつきもので、私も何回か被害に遭っているが、今年は雨に祟られず、私は快適な見物である。沿道に人は多いが、空いている箇所もある。見物客といえば、博多どんたくは毎年毎年、200万人の人出を発表するが、実感はない。もっとも博多どんたくは各所でイベントが行われるので、述べ人数にすれば、それに近い数字になるのかもしれない。
マーチングバンドは大学生の部になっている。このあたりになると、ゼニの取れる演奏になる。
16時42分からは、「ゲストバンドの部」。陸上自衛隊第4音楽隊や福岡警察音楽隊などが行進する。こちらはさすがに凛々しい。
続いて「他都市どんたく隊」。タイ、マレーシア、ハワイのどんたく隊などが登場する。もちろん各国のミスもいる。さすがに皆さん綺麗だ。
17時01分からは「若者委員会どんたく隊」。真弓ダンススタジオは、おなじみのカウガールである。
九大大橋キャンパス芸工祭どんたく隊は、使い古しのゴザなどを思い思いにデザインして身に着ける、おなじみのいで立ち。
西南学院どんたく隊はチアリーダーが行進し、その脇をアメフト部が固める、といういつものパターンだ。しかし今年はアメフト部のガードが緩く、チアリーダーをカメラに収めることができた。
17時13分からは、「一般どんたく隊」。博多どんたくの代名詞みたいなもので、この時間はお祭り本舞台での「マーチングフェスティバル」も見たいのだが、やはりこちらのパレードを観戦してしまう。
コカ・コーラウエストどんたく隊は、赤のTシャツがイメージで、若さがはじけている。今年はサンバダンサーが先陣を切っていた。羽根飾りの衣装が、よく似合っていた。
黄昏時になってきたが、今年は外付けストロボを自宅に忘れてきてしまったので、いい写真は期待できない。
浴衣姿に両手にしゃもじ、という定番スタイルのチームが登場する。博多どんたくを見ているんだなあ、という気持ちになる。
中洲アカデミーは美人ぞろいなのだが、美しすぎて怪しい。ニューハーフではあるまいな。
ティニハウタヒチどんたく隊は、妖艶かつ健康的で見応え十分だった。
博多笑い塾どんたく隊は、コスプレの集いだった。こういう「何でもあり」が、博多どんたくの魅力である。
琉球國祭り太鼓は、いつもながら勇壮だ。8月の沖縄旅行が楽しみである。
粕屋町どんたく隊が通り過ぎて、どんたく隊のパレードは終了となった。再び2階建てバスと花自動車が通る。もうすっかり日は暮れて、ライトアップされた花自動車が映えている。
18時40分からは総踊りである。以前は中洲川端付近の総取りを見物したが、市庁舎前のお祭り本舞台にはミス福岡が参集するので、ここ何年かはそちらに赴くことにしている。
19時すぎに総踊り開始。「博多どんたく どんたく囃子」「カッチリ節」「博多どんたく」と、福岡市民が中心になって踊る。私も気分的には踊りたいのだが、さすがにピンで踊っても楽しめない。一人旅は自由だが、一人だから楽しめない、ということもある。
さらに「博多どんたく」を踊り、さらにもう1回同曲を踊って、総踊りは終了。
高島宗一郎福岡市長の挨拶。
「博多は、菅原道真から『さしこ』まで、左遷の町でした…」
市長、鉄板のギャグである。「でも、博多は日本一の町になりました!」
会場、やんやの歓声である。続いて、RKB毎日放送・茅野正昌アナウンサーによる、福岡ソフトバンクホークスの、試合結果報告。
「本日は、1-0で勝利!! マッチ(松田宣浩)頑張った!! 秋山監督の采配光る!! でもすべては、皆さんのおかげです!!」
私は、福岡ダイエーホークスは好きだが、ソフトバンクは嫌いである。しかし郷に入れば郷に従えというし、博多に来たらソフトバンクを応援しなければならん。私もみんなと一緒に手を叩いた。
最後は関係者諸氏による、祝いめでたと、手一本で〆となった。
…あれ? ミス福岡は? と思ったら、最後にほんのわずか、撮影タイムを設けてくれた。
しかし今年は先の3人しか見当たらない。あと3人は別の会場に行ったのだろうか(後で分かったのだが、福岡親善大使は、2013年から2年任期となった)。ともあれ、何枚か撮影させていただいた。
これにて今年の博多どんたく港まつりは終了。今年も楽しかった。
さて、博多の夜である。私は100円ショップに行き、ボディーソープとシャンプーを調達した。さらに、夜食用にメロンパンを買った。
お楽しみの晩ご飯である。私は百貨店の地下食堂街に入る。こういう場所で食事を選ぶのは楽しい。さんざん迷って、洋食店で「デミオムライスチーズ」(745円)を食した。まあ美味かったが、若干物足りなかったので、昨年も入った「杵屋」で、讃岐うどん(453円)も食べた。
ちょっとガッツキすぎだが、昼間はさんざん歩いたので、まあいいだろう。
腹もくちくなったところで、ここから私は移動である。高速バスを調べたら、21時発の鹿児島行きがあり、昼のうちに予約をしておいた。九州は広いので、隙間の時間を有効に使うのがよい。
コインロッカーからカバンを引き揚げ、天神バスセンターに向かう。その途中、和風赤飯弁当(276円)と梅おにぎり(90円)が半額で売られていたので、購入する。しめて197円は激安だ。
特急さくらじま号に乗る。天文館到着予定時間は、翌日の01時00分である。
(つづく)