ここ半月はパリオリンピック一色だったので、さすがの大谷翔平も影が薄かった。そして将棋界も、これといった話題がなかったように思える。……が、第37期竜王戦の挑戦者決定戦が進行していた。広瀬章人九段VS佐々木勇気八段である。
広瀬九段は第31期竜王戦七番勝負で、羽生善治竜王(当時)の、タイトル100期を阻んだ。
佐々木八段は、ルーキー藤井聡太四段の30連勝を阻んだ。
このどちらが藤井竜王に挑戦しても面白い。ただ今期は個人的に、佐藤康光九段が佐々木八段に負けた時点で、私の興味は失せていた。
ただまあ今期は、より話題になるのは佐々木八段のほうだであろう。7月29日の挑戦者決定戦第1局は佐々木八段が勝ち、大舞台登場まであと1勝としている。
では竜王戦において、「挑戦者決定戦で勝てばタイトル戦初登場」となった棋士の戦績を見てみよう。
第1期 島朗六段 ●○○→獲得
第2期 羽生善治五段 ○○→奪取
第3期 石田和雄八段 ●●
第4期 小林宏五段 ●●
第7期 行方尚史四段 ●●
第8期 先崎学六段 ●○●
第10期 真田圭一五段 ○○→失敗
第11期 藤井猛六段 ●○○→奪取
第12期 鈴木大介五段 ○●○→失敗
第14期 木村一基五段 ○●●
第15期 阿部隆七段 ○●○→失敗
第18期 木村一基七段 ○○→失敗
第27期 糸谷哲郎六段 ○●○→奪取
第28期 永瀬拓矢六段 ●○●
第30期 松尾歩八段 ●○●
第36期 伊藤匠六段 ○○→失敗
第37期 佐々木勇気八段 ○
第36期までのべ16名が挑戦者決定戦に進出した。うち9名がタイトル戦に登場し、奪取(獲得)5名、敗退4名となっている。
第1局に勝ったケースは8回で、そのうち7回は竜王挑戦を決めている。よって佐々木八段は、データ的にも有利だ。
第2局はあす13日。いい将棋を見せてください。
広瀬九段は第31期竜王戦七番勝負で、羽生善治竜王(当時)の、タイトル100期を阻んだ。
佐々木八段は、ルーキー藤井聡太四段の30連勝を阻んだ。
このどちらが藤井竜王に挑戦しても面白い。ただ今期は個人的に、佐藤康光九段が佐々木八段に負けた時点で、私の興味は失せていた。
ただまあ今期は、より話題になるのは佐々木八段のほうだであろう。7月29日の挑戦者決定戦第1局は佐々木八段が勝ち、大舞台登場まであと1勝としている。
では竜王戦において、「挑戦者決定戦で勝てばタイトル戦初登場」となった棋士の戦績を見てみよう。
第1期 島朗六段 ●○○→獲得
第2期 羽生善治五段 ○○→奪取
第3期 石田和雄八段 ●●
第4期 小林宏五段 ●●
第7期 行方尚史四段 ●●
第8期 先崎学六段 ●○●
第10期 真田圭一五段 ○○→失敗
第11期 藤井猛六段 ●○○→奪取
第12期 鈴木大介五段 ○●○→失敗
第14期 木村一基五段 ○●●
第15期 阿部隆七段 ○●○→失敗
第18期 木村一基七段 ○○→失敗
第27期 糸谷哲郎六段 ○●○→奪取
第28期 永瀬拓矢六段 ●○●
第30期 松尾歩八段 ●○●
第36期 伊藤匠六段 ○○→失敗
第37期 佐々木勇気八段 ○
第36期までのべ16名が挑戦者決定戦に進出した。うち9名がタイトル戦に登場し、奪取(獲得)5名、敗退4名となっている。
第1局に勝ったケースは8回で、そのうち7回は竜王挑戦を決めている。よって佐々木八段は、データ的にも有利だ。
第2局はあす13日。いい将棋を見せてください。