80分の1丁目16番地

ペーパースクラッチによる車両作りを中心に1/80、16.5ミリゲージの鉄道模型を楽しんでいます。

タキ届く

2011-02-24 11:00:36 | その他
こんにちは。

昨日、九州の模型店に通販を依頼していたTOMIXのタキ1900キットが届きました。実車は昭和40年代から製造されたセメントタンク車です。


これを、先ごろ「安中貨物」に登場した新形式「タキ1200」に化かすことはできないかと考えたのですが、やはり無理があるようです・・・

こちらのサイトにタキ1200の精細な画像があります。

一応、キットをオーダーする前に図上検討はしたんですね。
タキ1200そのものの形式図はないのですが、現行のタキ15600とほぼ同等につくられているらしいので、20100系文庫様のおなじみの書庫から形式図をDLして見比べてみました。
上がタキ15600、下がタキ1900。同じ車体長10m、40t積みタンク車ですが、タキ1900の方がずんぐりしています。



それもそのはず、積荷の比重(かさ比重)が違うのでタンクの体積が違うんですね。あたりまえっちゃー当たり前なのですが・・・
セメント(タキ1900)と亜鉛焼鉱(タキ15600/1200)の実際の比重は知りませんが、形式図のタンク容積で比較するとタキ15600の方が3割も小さくなっています。どうりでスリムなわけです。タンクの直径は1/80換算で2.5mm違ってきます。

フレーム構造とか、ハッチの間隔とか、細かいところは改造で何とかしのげるかと思ったのですが、やはりこの「ずんぐり感」だけは克服しがたいようですね。


というわけで、取り寄せたキットは本来のタキ1900にすることにして、
 1)安中貨物計画は中止
 2)いや、乗りかかった船なのでスクラッチでもGETしてやる!
の2案を検討中なのですが、仮に2)を選択した場合、タンク体をきれいに丸めるのって大変だよね~と思っていたら、φ1900mm(1/80でφ23.75mm)に極めて近い素材が、しかも安価に手に入るらしいことがわかりました。
その真偽を確かめるため、近々、ホームセンターを偵察してきます(^^;


Special Thanks
貨車の玉手箱(福田孝行様HP)の記事にリンクさせて頂きました。この場を借りて御礼申し上げます。


よろしければ1クリックお願いします。
にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型へにほんブログ村
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする