80分の1丁目16番地

ペーパースクラッチによる車両作りを中心に1/80、16.5ミリゲージの鉄道模型を楽しんでいます。

エアフィルターづくり(失敗編)

2018-10-08 21:07:17 | 機関車
3連休最終日なのにしょーもないタイトル掲げてます。。

十和田の電車の先が見えてきたので、いつもコメントいただいているこちらの方が絶賛製作中の超カッコイイED76に刺激されてウチのED77重連も重い腰を上げました。一応型紙は出力済み。明り採り窓の天地寸法がエラってますが・・・。




懸案のエアフィルターですが、試作1発目として光硬化パテによる造形にトライしてみました。出っ張る部分を白抜きにした反転マスクをプリンタで出力し、タミヤの光硬化パテを盛りつけて蛍光灯で露光。硬化しない影の部分をMr.うすめ液で拭き取れば美しい凹凸が・・・と構想だけはカンペキだったのですが・・・




凹凸のない真っ平らな板が出来あがりました。。。露光時間が長過ぎたかも知れないので短くしてみても同じでした。どうやら影になる部分が狭すぎて、左右から光が簡単に回り込んでしまうのが原因のようです。短時間で大量生産できると期待したのですがうまくいきませんでした。




次はオーソドックスに真鍮線を並べて波板状にする方法にトライ。ただし必要数が2両分20枚とハンパないので、原型を1個作って“おゆまるコピー”で量産することにします。真鍮線はφ0.5mmを使用。スケールどおりでいくならφ0.4mm×20列ですが、ちょと細かすぎてメリハリに欠ける感じがしたので、φ0.5mm×17列にデフォルメしました。治具を使って長さ6mmに切り揃えます。




四隅の1/2サイズも含めて51本を切り出しました。ここまでは以外にカンタン。ちなみに上に写っているのはφ0.4mm線で、4本切った段階で「あ、細かすぎ」となってやめにしたものです。




t0.8真鍮板にはんだメッキし、一番薄い部分に合わせてヤスリで表面を整えます。




最初は中央列から真鍮線を貼ります。ありあわせのt1.0ベーク板で3方を囲い、はんだ面にフラックスを塗ったらすぐに真鍮線を所定の位置に押し込み、真鍮線が浮き上がらないようにベーク板で押さえながら、はんだが溶けるまでコテを当て続けます。




デキター!と思ったら枠がズレて失敗しました。一見ちゃんと出来たように見えますが、よく見ると上から7本目以降が曲がってついています。バインダークリップは所詮事務用品。硬いベーク板を均一な力で保持するのは無理だったようです。




普通なら気を取り直してもうワントライ、となるところですが、苦手なはんだ付けでこのまま押し通すのも気乗りしないので早々に店じまいしました。どうせ1個か2個の型取り用なので、プラ板の上に瞬着で貼り付ける方法でいきたいと思います。




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十和田観光電鉄モハ3603の製作(8)

2018-10-08 00:34:33 | 私鉄電車
パンタまわりの配管を作ります。その準備としてパンタ台を屋根に接着するので不具合を直しておきます。

長すぎるパンタビスを縮めます。ビスだけ買いに行くのもナンなので、2mmほどニッパーでブチッ!とカット・・・しようとしたところ、硬すぎてそう簡単には切れませんでした。なので2本目からはちゃんと万力に挟んで糸のこでカットしています。




一対ずつ組み上がったパンタ台は、屋根に被せた耐水ペーパーの上で軽く研いで屋根のRに馴染ませます。




ビス穴の位置が微妙にずれて碍子が斜めになっていたのも修正し、瞬着で固定しました。最初点付けして位置を確認してから、裏側の見えない場所にたっぷり流して固着させています。




母線はφ0.6mm、空気作用管はφ0.4mm、パンタ鉤外しのリンクはφ0.3mmの真鍮線で作りました。




ヒューズ箱まわりの配管はよくわからないので適当に引き回し、ヒューズ箱本体はランボードよりも高い位置に台座を介して載っているのが写真から確認できるので、とりあえずその台座だけ作っておきました。写真中央付近にある白い四角いものがそれです。φ0.4mm真鍮線をコの字型に曲げた「足」の上にプラ板を貼ってあります。ヒューズ箱本体は塗装後に載せる予定。




続いて動力関係の組み立てです。昨日は面倒なのでDV-18Aの縦型モーターでもいいや、みたいなことを書いたのですが、ひと晩寝たらやる気が戻ってきたのでカンモーターに更新しました。モーターは現在は手に入りにくいMCR3B00(仕掛車の追い剥ぎ品)で、軸を短くカットしたうえでφ2.0-2.4真鍮パイプを介してウォームを叩き込み、念のため瞬着を浸み込ませてあります。




安定のため低い位置に搭載することにして、モーターの当たりそうな部分の補強材を円形にカットしておきます。




一式を組み付けたのがこちら。ウェイトはメーカー不詳の古いものをモーター寄りに搭載。反対側には30gのタイヤのバランスウェイトを貼り付けました。




台車がメタル入りでないため、集電シューを付けて集電性能をアップしました。付随台車側はお手軽に車軸集電です。




動力台車側は車輪踏面にシューを当てました。




さらに、モーターのマイナス端子側配線はモーター自身にアースしてもいいのですが、より確実な集電対策のため、ボルスタ取付ネジのラグ板に半田付けするとともに、そこから台車ボルスタの背中に向けて燐青銅板からL字形に切り出した集電シューを当てています。おかげで走行試験結果は上々でした。




金属パーツにメタルプライマーを塗り、車体全体にサーフェーサーをひと吹きしました。あ、パンタランボードを付け忘れとるわい。。。




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