80分の1丁目16番地

ペーパースクラッチによる車両作りを中心に1/80、16.5ミリゲージの鉄道模型を楽しんでいます。

寝台特急はやぶさ用客車

2019-03-02 19:25:31 | 九州・山陽方面
客車の話題が続きます。秋葉原の某店中古コーナーで、カツミの赤ラベル時代のナロネ22を見つけました。値段がジャンク水準なのでためらったのですが、一応中を見せてもらうと傷もなく良品だったので即買いしました。昭和47年頃の「はやぶさ」としてKATOの20系に組み込みます。もうしばらくすればトラムウェイから同形式が発売される予定ですが、やはりリーズナブルな方に傾きました。



言うまでもなく内装なし、台車のブレーキシューなしの年代ものです。実車は手前のデッキ寄り半分がナロネ21と同じ解放型(プルマン式)寝台、喫煙室を挟んで反対側が1人用個室(ルーメット)となっています。



まずインレタを貼ろうとしましたが、KATOの初期ロットの余りを使ったらまぁ付かない付かない。ご覧のとおりめちゃくちゃになりました。。。



セロテープじゃ剥がれないのでカッターでカリカリやったら地肌が出てしまいました(泣)。でもブリキじゃなくて真鍮のようなのでひと安心。今のところ改造予定はありませんけど。



同じ年代モノでもキハ82系用はシートが薄くて転写しやすそうだったので数字はこっちを使い、「ナロネ」だけ温めたりしながらなんとか転写しました。もうどうにでもなれ!という投げやりな気持ちが「ナロネ22 2」というゾロ目に現れています。地肌が出た部分はタッチアップするのも面倒なので、うまく隠れるようにそのまま上から貼ってしまいました。なんだか小学生が貼ったみた~い。(>_<)



台車とカプラーを交換するため床板を外します。懐かしの管球。



台車は手持ちのエンドウ製に履き替えました。ボルスターの形状、高さ、センターピン穴の大きさはカツミと一緒。これは楽勝♪



管球を外します。代わりのLEDは入れると思うけど、とりあえず今は外すだけ・・・



カプラーはAssyパーツの「ナロネ21カプラーセット」を使います。汚物処理タンクとカプラーが一体となったパーツ。鮮明な実車写真がないので確証は持てないのですが、ナロネ21と同じくトイレは前後それぞれにあるので恐らく同じものでOKなはず。φ1.4mmビスで床板に固定するため写真の赤丸の位置に穴をあけ、取付足をニッパーで1.5mmくらい低くカットしておきます。



一方の床板の方はカプラー取付台が支障するので、糸鋸でばっさりカットしてしまいます。



位置を決めたら床板にタップを立て、φ1.4×6mmネジで固定します。



カットした後の穴は伸縮機構の"逃げ"スペースとして好都合。奥の方をさらに切り込んで復元バネがなるべく当たらないようにしています。



KATOのナロネ21を試験車として持ち出し、ちゃんと連結できるか確認。クリーム帯が細く、つや消しなのも相まって青が暗い感じですが、車高やサイズ感はKATO製と連結しても全く違和感ありません。ということでまずは第一ステップ完了。



第二ステップとしてこれをやるかどうか迷うのがデッキドアの改造。窓の上下高がぜんぜん足りないのと、スハ43並みにドアが奥まりすぎているのを何とかしたい。。。一応、車体を分解せず改造できる(はずの)秘策があるので、時間ができたらやってみたいと思います。




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コメント (6)
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