80分の1丁目16番地

ペーパースクラッチによる車両作りを中心に1/80、16.5ミリゲージの鉄道模型を楽しんでいます。

レッドベアの製作13(ルーバーと冷却ファン)

2014-11-05 14:17:55 | 北海道方面
こんにちは。

少し間が空きましたがレッドベアを引き続き作っています。

側面ルーバーのうち車端寄りの上部につくものは縦縞になっていて、うっすらと中が透けているので、車体に開けた穴の上にルーバーを貼って表現しようと考えたのですが、残念ながらというか案の定というか、“縦縞で中が透ける”適当なパーツが見つからなかったので、他と同じエバーグリーンの波板で表現することにしました。

ただし、他と少し見え方が違うのを表現するため、溝をスジ彫りして凹凸がはっきりするようにしました。小さいマイナスドライバーの先端で引っ掻いて溝を深くしています。



作り方は以前作った他のルーバーと同様で、棒材を挟んで2枚を貼り合わせ、周囲を帯板でぐるっと巻けば出来上がり。



次いで、このルーバーを取り付ける部分に穴を開けます。最初からある程度予想された作業とはいえ、この微妙な位置に穴を開けるのはなかなか勇気が要ります。。



なんとか無事に穴開け完了♪



そのままルーバーを接着してもいいのですが、表面へ飛び出す厚みを一定にしたいので裏打ちをしておきます。



そして接着剤を塗ってルーバーを落とし込めば完了。既に取り付けてあるルーバーの上0.5mmのところに穴を開けるのが大変でしたが、それ以外は思ったより楽な作業でした。まあ最初からこうしておけばもっとラクできたのにね、というのは結果論でして(^^;



サフを吹いて様子をみます。スジ彫りしているとはいえスリットではないただの波板なので、こうしてみると他のルーバーとトーンが一緒です。塗装後にスミ入れしてメリハリをつけることにしましょう。



さて、残るやっかい作業といえば屋根まわりの作り込みです。その最たるものが冷却ファン。前に一度紹介したように、メッシュのパターンや形が異なりますが、雰囲気重視で古いキハ181用のダイキャストパーツ(写真上)を転用することにしました。写真下が必要な部分だけ切り出したところです。



ペーパーで台座とカバーをつくり、カバーとファン本体は瞬着で合体。厚みとコシが絶妙なので“紙成塾”の型紙の切れ端を流用しています(^^;



これらを組み立てたのがこちら。カバーの裾付近にあるボルト固定用の凹みは、マイナスドライバーの先を押し付けて表現しました。当工場の十八番ともいえる、お手軽プレス表現手法です。



ファンの周囲に付くリング状のカバーは紙帯で作り、円定規の穴に入れて大きさを固定した上でファン上部に瞬着で固定。余談ですが、この写真を撮ったあと瞬着が円定規に浸み出して見事に固定されてしまったことが判明。もう一度作りなおすハメになりました(^^;



サフを吹いて軽く整形し、所定の屋根上へ仮載せ。速成品にしてはまあまあ見られるかな?といった程度でしょうか。



ついでに「顔」の方も出しておきます。上のヘッドライトまわりに縁取りを貼り、窓下のライト部分にはライトカバーを作ってハメ込みました。サフを吹いて研磨待ちの状態です。




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