80分の1丁目16番地

ペーパースクラッチによる車両作りを中心に1/80、16.5ミリゲージの鉄道模型を楽しんでいます。

4001の製作(前面ガラスが難しい)

2011-07-09 02:54:02 | 新幹線
こんばんは。

今夜はまだ眠気が襲ってこないので、なんとか1本書けると思います(^^;

実は先ほどまで、スペースシャトル打ち上げの様子を動画中継で見ていました。30年の歴史に幕を閉じる最後のシャトルだそうで、苦しい台所事情がうかがえます。
それにしてもユーストリームの動画はスムースで全然ストレスを感じませんね。日本時間9日0時29分、最後のミッションへ向けて舞い上がる「アトランティス」のキャプチャをどうぞ。



一方、こちらは財政難と戦いながらも低空飛行を続ける新幹線プロジェクト♪(え、いつから「プロジェクト」に??)

4001号軌道試験車は屋根ルーバーが一応片付いたので、前面窓に作業を移しました。3連続平面窓の両サイドにパノラミックウィンドウがついた、あの独特の風貌を形作るカナメです。ココがうまく決まらないと、いくら黄色く装ったところで「キレンジャー」にはなってくれませんから・・・(^^ゞ

まずは窓セルを裏側で支える準備をします。上側はt0.5の紙をカットして天井側に貼りました。



下側にも、三つ折れにした紙を窓縁より0.5mm程度はみ出るように貼ります。



ところでこの連続窓ですが、その支持方法がクセモノで、Hゴムでもアルミサッシでもなく、スチール製の枠に充填材を詰めてガラスを挟んだような構造で、その枠はどうも車体色に塗られていたようなのです。

しかし窓セル(透明塩ビ)は塗料が乗らないため、窓枠に相当する部分にシール紙を貼って、その上から塗装することにしました。しかし、両脇のパノラミックの部分の曲げがどうもうまくいきません。
有名な「ロコモデル技法」によれば、曲げて白濁してしまった塩ビは、ドライヤーの熱を吹き付けるとたちどころに曇りがとれることになっているのですが、何度やってもうまくいかないのです。。



モノにならない試作品の山・・・(^^;



仕方がないので、両脇のパノラミックな部分は中央の平面と切り離し、食材パックの「丸っこい」部分をうまく切って使うことにしました。



まず中央の3枚の平面を貼ります。



端っこに浮き上がりが認められたので、テープを貼って乾燥を待ちます。



ところが、テープを剥がそうとしたら窓セルまで剥がれてしまいました!
接着には超多用途接着剤を使ったのですが、塩ビはどうも接着しないようです。。。orz



もう一度最初からやり直すことになりました。


よろしければ1クリックお願いします!
にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型へ
にほんブログ村
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

4001の製作(屋根ルーバーの表現)

2011-07-08 07:18:49 | 新幹線
こんばんは。 おはようございます。
あぁ、また書いてる途中で爆睡してしまいました・・・orz


さて4001の製作もいよいよ最終コーナーを回りました。
作り方が決まらず、ずっと温存してきた屋根肩の換気ルーバーですが、アルミテープ+スジ彫りという組み合わせで辛くも乗り切ったのでご報告。

使用したのはホームセンターで入手したアルミテープ。ツヤありであまり高くない製品です。アルミサッシの表現や、粘着力が強いので配線押さえなどにも使っていたものです。



最初、左に写っているようなエバーグリーンの波板でプレスする方法などを試行錯誤してみたものの、あまり良い結果は得られず、面倒でも鉄筆で1本1本「スジ彫る」のが一番よいとの結論に至りました。特に今回は枚数も少なく、全部足しても小指の先ほどの面積にしかならないため手作業でいくことにしました。



これは公式側(海側)につく縦スリットのルーバーです。まず油性ペンで四角く範囲をケガき、いつもどおりコンパスの針先でスジを引いていきました。ケガいたのはあくまで「範囲」だけで、実は正確なピッチは測っていないのですが、たぶん0.75mmピッチくらいにはなっていると思います(^^;



屋根のRに合わせるため、丸棒に載せて指で軽く押さえてからカットします。これに気づいたのは1枚めを貼ってしまってからでした。いくら薄いアルミとはいえ金属は金属。しかも縦波をつけるということは、Rと直角方向に補強しているようなものなので、あらかじめ屋根Rより強めのカーブをつけておかないと、貼ってからではうまく馴染んでくれません。。



これは反対側(山側)につく横スリットのタイプです。実車写真では判然としなかったのですが、1000形や0系に倣えば3セクションに分割されているはずなので、そのようにスジをつけました。
同じように曲げぐせをつけてから貼りますが、こちらは波と曲げの方向が一緒なので、縦スリットよりは素直に曲がってくれます。



屋根に貼った縦スリット型のルーバーです。スジのピッチはそうでもないですが、幅が一定しておらず、いささかヘロヘロ感が漂っているので、今後は幅を固定できるテンプレートのようなものをあてて、スジ彫りした方がよさそうです。



そしてこちらが横スリット型。立体感には欠けますが、まあなんとか実用にはなるかなぁといったレベル。



ということで0系の屋根にもひと筋の光明が見えました。この方法ならエッチングよりも簡単で安く(といってもエッチング液と真鍮板買っちゃってるよぉー)できそうです。
ただ相当注意してやらないと、すぐスジがヘロヘロになっちゃうので、クーラーをガンガンに効かせ、精神統一してからとりかかるようにしたいと思います。


よろしければ1クリックお願いします!
にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型へ
にほんブログ村
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

4001の製作(ディティールの追加)

2011-07-05 11:56:30 | 新幹線
こんにちは。
今日も蒸し暑い1日になりそうです。

ゆうべUPしようと思っていたのですが、みごと睡魔の餌食となって、PCとデスクライトをつけっ放しで朝を迎えてしまいました。節電もなにもあったもんじゃぁない・・・orz

さて4001の方ですが、塗装二歩手前までたどり着きました。
なぜ一歩前じゃないかはのちほど(^^;

細かいディティールをつけていきます。
これは非公式側側面にある、発電用ディーゼルエンジンのラジエータ。スジ彫りしておいた部分の外周に、「ロ」の字型に切り出したシール紙を貼って枠を表現しました。



続いて、φ0.4真鍮線で手すり類をつけていきます。これは乗務員ドアの部分で、外板とツライチになるように埋め込んだところです。



そしてこれは屋根肩につくもの。側面の昇降ステップはなく、ここに2本だけぽつんとついているのが不思議ですが、ハシゴでもかけたのでしょうか。あるいは検修庫の作業用通路から飛び移るためのものだったりして?


このほか正面にも手すりを植えていますが、写真を撮り忘れたので、他のカットでご覧下さい。

続いて床下まわり。といってもトレーラー車なのでたいしたものはついていません。
その代わり、前後オーバーハング部につくレール面確認用の潜望鏡?と、1位の隅につく汚物タンクが目立っています。
潜望鏡ライクな装置は、ヒノキ材から三角と四角のパーツを切り出し接着しただけの簡単なものです。



汚物タンクは独特の形をしていて、昨今の循環式の余りパーツが使えないので、これも木材から作ることにしました。
ちょうど手元にあったのがφ10mm丸棒を1/2カットしたもの(材質不詳)。切りシロが1mmくらいあるとみえて、2つ合わせても楕円の断面にしかならないのですが、タンクにするには返って好都合♪
まずは長さの違う2枚を切り出して・・・



貼り合せ・・・



目止めと成形をして、取付台とバンド状の帯を貼り・・・



本体が完成。排出口や若干のパイピングはこれから追加します。



カプラーはエンドウの密連。突起を円錐状にヤスって新幹線タイプに似せています。
TNカプラーにしなかったのは、この車が「半流」で、将来コイツを牽かせることになるであろう相手も1000形試作電車ということならば、もはや伸縮機能は必要なしと判断したからです。



パーツ一式を取り付けるとこうなります。カプラー胴受はエコーの新型電車用Aです。
潜望鏡が小さすぎるようなので作り直しかな~



1エンド側より眺める。。
汚物タンクは逆に大きすぎ?? でもコイツのチャームポイントでもあるので、このままにしておきましょう。
車体が白いのは、いつも使っているグレータイプのサーフェーサーが切れたので買いに行ったら、近所の家電量販店にはホワイトタイプしか残ってなかったから。黄色がベースの本車では発色上この方が有利なので、結果オーライってとこでしょうか。



反対側から眺める。。
冒頭に書いたとおり塗装までもうひと手間必要なのですが、わかりますか?
屋根肩の換気ルーバーがまだできていないんです!
苦手意識があると、結局最後まで引きずっちゃうんだなぁ・・・
48時間以内に何とかします。(言い切っちゃったよ)



よろしければ1クリックお願いします。
にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型へ
にほんブログ村
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

4001の製作(想像もまた楽し)

2011-07-04 00:01:34 | 新幹線
こんばんは。

蒸しますねー
ぜんぜん工作はかどりません。。。orz
なんとか力を振り絞って4001軌道試験車の屋根周りを追い込んでみました。

繰り返しになりますが、1号車1番A席様からいただいた情報は本当に参考になりました。アサヒグラフ掲載の上から撮った写真は特に。

空調の上にはフタがあるだろう・・・という推理は、その写真からもおぼろげながらうかがい知ることができました。フタを持ち上げる取っ手らしき影が3ヶ所、ちゃんと写っていました。

しかし一向にわからないのが発電用エンジンのある部分の屋根。
二度、三度と見返して得た結論は・・・
「エンジンを出し入れできるほど大きなフタがある」
でした。
メンテナンスを考えれば密閉されているとは考えにくい。だとすると、屋根上からクレーンで吊り下げて出し入れする構造になっていると考えるのが自然でしょう。

そして、もうひとつ解決しなければいけないのが排気管の位置。
正面から見て右に少しずれて開口しているのはわかるのですが、前後でいくとどのあたりにあるのでしょうか?

これには意外なところにヒントというか、そのものズバリの答えが隠されていました。
形式図のこの部分に注目。何やら出っ張った部分がありますね。最初トレース時のゴミかと思いましたが、どうやらこれが排気管のようです。確証はありませんが、かなりの確率で・・・(^^;



というのも、非公式側にも同じような出っ張りが描かれているからです。



ということで、想像をたくましくして得た結論がコレ!
大きなフタと中心からずれた排気管、であります。。



ランボードの前縁に揃えてこのフタを貼り付けます。
合ってようが間違ってようが、もはや全然構わないっス(^^;
ちなみに排気管本体はφ2mm真鍮パイプです。テールライトに使ったのと同じものですね。



続いて、乗務員ドア脇に手すりを埋め込む溝を彫ります。
最初、ドアが側板とツライチだと気がつかなかったために、今、苦労し彫り込むハメになりました。彫るといっても、カッターを入れて外板を1枚剥ぎ取るだけですが、接着されている紙を剥ぎ取るのは注意が要ります。



次はオデコの表示窓を作ります。
微妙に埋め込まれた感じになるので、所定の位置に溝を彫っておきます。



ペーパー2枚重ねで作った表示窓を貼り付け、上のすき間をペーパーの切れ端で塞いだところです。このあとパテを塗って成形します。



残るは屋根肩の換気ルーバー。数も少ないのでスジ彫りで対応するつもりですが。。



0系と並べて軌道試験の雰囲気づくり。。
塗装が待ち遠しいですね。



よろしければ1クリックお願いします!
にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型へにほんブログ村
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大糸線、乗り倒してはみたものの・・・

2011-07-02 03:47:36 | 大糸線方面
おはようございます。

きのうは久々に糸魚川へ行ってきました。
今回は午後からの用事なので夜行バスは利用せず、行き、帰りともJR利用ですが、早めに終わったので、大糸線で松本へ出てスーパーあずさで八王子まで帰ることにしました。

午後4時すぎの糸魚川駅。2番線に金沢行き普通の413系3連が停車中です。419系なきあと455、457系に混じって活躍する彼らですが、いまいちマイナーな存在ですね。。
JR西の中でも極東?にあたるこの沿線。地域色への移行も進んでるんだかいないんだか・・・(^^;
北陸色を撮るなら今のうちですよ♪

(クハ412-8+モハ412-8+クモハ413-8)


大糸ホームには16:35発南小谷行434Dがだいぶ前から待機中。
475系大目玉とのコラボも、あと何年見られるでしょうか。



大糸線キハ120車内。ガラガラです。
といきたいところですが、これはカメラアングルのせいで、実は私をいれて10人程度が乗っていました。



糸魚川を出て頸城大野を過ぎたあたりから天気が崩れだし、小滝を過ぎると完全な雨模様となってしまいました。ここ数日雨が多かったのか、寄り添う姫川の流れも茶色い濁流が渦巻いています。

終点南小谷に着く頃には雨は上がり、雲間から時折り青空が見えるようになっていました。
1番線に停車中の信濃大町行E127系100番代に乗り換えます。ワンマンの2両編成。模型は作りましたが、実は乗るのは初めてです。山は霞んでるかもしれませんが、とりあえず進行右手のクロスシートに席を取りました。



VVVFの速度調節で連続するカーブを巧みにかわしつつ、白馬、簗場と進んでいきます。ああこれがクモハ43だったらどんなに楽しいことか・・・なんて考えながら。。

そして信濃大町着。



大町市の中心にして立山黒部アルペンルートの拠点駅でもあるこの駅は、2面3線+中線+側線をもつ立派な駅。配線、駅舎の規模とも、休工中のわがレイアウトの「信濃長池駅」によく似ていることに気付きました。休工中ったって再開のあてがあるわけじゃあナシ。ああ自己嫌悪・・・



ここから松本までは折り返しのE127系4連に乗車。車掌が乗務し、下校の高校生はじめ乗客もグンと増えます。



穂高を過ぎる頃には日もとっぷりと暮れ、黒い山影だけがぼんやりと車窓に浮かんでいます。



松本には19:52定時に到着。
橋上の売店で缶ビールを買って20時ちょうど発の「スーパーあずさ36号」に乗り込み、さああとは寝て帰るだけ、と思ったのも束の間。予期しないアナウンスが・・・
なんと諏訪湖付近の集中豪雨の影響で発車の見通しが立たないというではありませんか。
松本は小雨さえ降っていないのに。加えて下り電車とシカがぶつかってどうの、という事件もあるらしく、もう訳がわかりません。。(~_~)


(節電中の物悲しい自販機を眺めながら運転再開を待つ・・・)


結局1時間半遅れの21:30頃に運転が再開。岡谷まではたどたどしい走りでしたが、そのあとは水を得た魚の如く、振り子機能をいかんなく発揮して通常運転に戻りました。

甲府、大月あたりまでは118~119分遅れと、特急券払い戻しリミットすれすれで走破し、なぁんだ、よく計算されてるナーなどと思っていたところ、高尾の手前でまさかの減速。
八王子には結局2時間3分遅れで到着し、「払い戻し証明スタンプ」を頂戴した次第。


それにしても諏訪湖周辺というのはゲリラ豪雨が起きやすいのでしょうか。何年か前にも、その時は中央道を名古屋から八王子へ向けて車で走っていたのですが、岡谷JCT.を過ぎたあたりから一気に降り出し、諏訪湖S.A.へ駆け込んだものの、あまりに雨足が強すぎて車から一歩も出られないということがありました。
仕方がないのでそのまま車を出したところ、本線に合流して1キロも走らないうちにピタッとやんでしまったのです。まさにキツネにつままれたような体験でした。

諏訪湖とその周辺の地形が猛烈な上昇気流を発生させるのか、それにしてもあまりにピンポイントすぎる気象現象にはつくづく驚かされます。


よろしければ1クリックお願いします。
にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型へにほんブログ村
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする