こんにちは、ようやく4日間の日程で行われる予算特別委員会最終日を迎え、ホッとしている石井伸之です。
本日は午前10時より各特別会計予算について審査が行われました。
国立市における特別会計は、国民健康保険、介護保険、下水道事業、後期高齢者医療の4特別会計となっております。
国民健康保険では一般会計からの繰入金が13億円近いことから、国民保険以外の社会保険や共済保険加入者も間接的に支払っているという保険の二重払い問題について多くの委員から質疑が飛び交いました。
担当である保険年金課長からは、様々な改善案を示す中で、市町村単位の事務を都道府県レベルへ高貴高齢者医療制度のように引き上げるということも国で検討されているという話がありましたので、大きな枠組みを変える事で改善して欲しいところです。
また、最終的には国が3つの保険制度を一元化して、全国一律共通の保険サービスを提供することによって、不公平無く対応することが出来ると思います。
それ以外にも国民健康保険については、ジェネリック薬品について、国民健康保険加入者が医療費を使わなかった方々へのくにたちカードポイント付与について、国民健康保険における人間ドックや特定検診について、まちかど保健室事業や国立オリジナル体操が普及しないことについて、一般会計からの繰入金適正額について、国民健康保険の値上げについてといった質疑がありました。
介護保険については、平成24年度中に値上げされることについて様々な委員より質疑がされました。確かに値上げをするという事は辛いことですが、超高齢化社会へ突入するに当たって、働き手が支える支出額が限界に来ている中では介護保険を受ける方々の負担が増えてしまう事についても理解していただければと思います。
下水道事業については、下水道課長から歯切れ良く大変分かりやすい答弁があったことからも、一つ一つの質疑についての理解度が深まったと感じました。
今後は下水道管の耐震レベルをレベル2(震度7まで耐えるレベルだそうです)まで上げるために、下水管とマンホールなどの縦管ジョイント部分に免震構造のような柔軟性を持たせて振動を吸収する構造へ変えるそうです。
平成24年度は長寿命化計画を策定するということから、今後補修箇所を調べて補修を行い、破損箇所をどのように修復するか、という方向で下水管の維持管理をして行くとの答弁がありました。
下水道についてそれ以外には、利率の高い債権を低利率なものへと借り替えるべきとの意見がありましたが、制度上平成22年~平成24年は買い替えが出来ない制度となっているとの答弁がありました。
後期高齢者医療では、民主党政権によって廃止の方向が一時期示されましたが、全国知事会などの大反対があり、現在の制度は微調整の中で存続していく見込みだそうです。
稗田委員からは総務文教委員会で三島市へ視察した際に、封筒へ広告を入れることによって、広告代理店から無料で封筒を寄付していただく契約を結んでいることからそれに習って少しでも歳出削減を行って欲しいと要望しておりました。
ちなみに三島市では5.6万枚を使用して35万円の歳出削減をしたことから、国立市で年間使用している封筒13万枚をこの方法で歳出削減すれば、約83万円の財政効果となります。
午後3時頃には全ての質疑が終わり、直ちに採決へ入りました。
採決の結果、全ての特別会計予算が可決し、予算特別委員会における全ての日程が終了しました。
今後は、最終本会議に向けて委員長報告を作成するためにもう一つ山が待ち受けておりますので、最後まで委員長職を全うできるように努力したいところです。
本日は午前10時より各特別会計予算について審査が行われました。
国立市における特別会計は、国民健康保険、介護保険、下水道事業、後期高齢者医療の4特別会計となっております。
国民健康保険では一般会計からの繰入金が13億円近いことから、国民保険以外の社会保険や共済保険加入者も間接的に支払っているという保険の二重払い問題について多くの委員から質疑が飛び交いました。
担当である保険年金課長からは、様々な改善案を示す中で、市町村単位の事務を都道府県レベルへ高貴高齢者医療制度のように引き上げるということも国で検討されているという話がありましたので、大きな枠組みを変える事で改善して欲しいところです。
また、最終的には国が3つの保険制度を一元化して、全国一律共通の保険サービスを提供することによって、不公平無く対応することが出来ると思います。
それ以外にも国民健康保険については、ジェネリック薬品について、国民健康保険加入者が医療費を使わなかった方々へのくにたちカードポイント付与について、国民健康保険における人間ドックや特定検診について、まちかど保健室事業や国立オリジナル体操が普及しないことについて、一般会計からの繰入金適正額について、国民健康保険の値上げについてといった質疑がありました。
介護保険については、平成24年度中に値上げされることについて様々な委員より質疑がされました。確かに値上げをするという事は辛いことですが、超高齢化社会へ突入するに当たって、働き手が支える支出額が限界に来ている中では介護保険を受ける方々の負担が増えてしまう事についても理解していただければと思います。
下水道事業については、下水道課長から歯切れ良く大変分かりやすい答弁があったことからも、一つ一つの質疑についての理解度が深まったと感じました。
今後は下水道管の耐震レベルをレベル2(震度7まで耐えるレベルだそうです)まで上げるために、下水管とマンホールなどの縦管ジョイント部分に免震構造のような柔軟性を持たせて振動を吸収する構造へ変えるそうです。
平成24年度は長寿命化計画を策定するということから、今後補修箇所を調べて補修を行い、破損箇所をどのように修復するか、という方向で下水管の維持管理をして行くとの答弁がありました。
下水道についてそれ以外には、利率の高い債権を低利率なものへと借り替えるべきとの意見がありましたが、制度上平成22年~平成24年は買い替えが出来ない制度となっているとの答弁がありました。
後期高齢者医療では、民主党政権によって廃止の方向が一時期示されましたが、全国知事会などの大反対があり、現在の制度は微調整の中で存続していく見込みだそうです。
稗田委員からは総務文教委員会で三島市へ視察した際に、封筒へ広告を入れることによって、広告代理店から無料で封筒を寄付していただく契約を結んでいることからそれに習って少しでも歳出削減を行って欲しいと要望しておりました。
ちなみに三島市では5.6万枚を使用して35万円の歳出削減をしたことから、国立市で年間使用している封筒13万枚をこの方法で歳出削減すれば、約83万円の財政効果となります。
午後3時頃には全ての質疑が終わり、直ちに採決へ入りました。
採決の結果、全ての特別会計予算が可決し、予算特別委員会における全ての日程が終了しました。
今後は、最終本会議に向けて委員長報告を作成するためにもう一つ山が待ち受けておりますので、最後まで委員長職を全うできるように努力したいところです。