アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリング、コンサルティングを行っています。
アドラー心理学による勇気づけ一筋40年 「勇気の伝道師」   ヒューマン・ギルド岩井俊憲の公式ブログ



おはようございます。ヒューマン・ギルドの岩井俊憲です。

昨晩(3月14日)9時からのフジ・テレビ「エチカの鏡」を観ました。

鳩山由紀夫首相夫人、幸さん、バラク・オバマ米大統領夫人、ミシェルさんのファースト・レディー2人の共通点がほめ上手であることから始まり、某コミュニケーション・コーチのホメ・セミナー ― そこでは「ホメ・ノック」も紹介されていました ― から、ホメ上手検定、さらにはメジャー・リーガーの松井秀喜選手のお父さんまで登場していましたが、何のことはない、夫や子どもの小手先の操作法であって、「勇気づけ」と比べると、皮相的な感じがしました。

私は、

ほめることは、勇気づけることとはまるで違う!

ということを力説しておきたいと思います。

特に、夫を操るような次の5つの言葉、言われる立場になってみると、「やめてくれ!」と言いたくなります。

それ、私はいいと思うな。

さすが男ね。

どうやったらあなたのようにできるの?

パパのこと(子どもが)好きって言ってたよ。

あなたに大切にされてとても幸せだわ。


ただ、ほめ上手の偉人としての吉田松陰、そして、最後に登場した久保田カヨ子さんというおばさんの、ほめることの基本は「うれしかったという気持ちを伝えること」という内容が含まれていたことは、この番組の救いでした。

やはり大事なのは、「勇気づけ」

下の本が決定版です。しっかり学んで、操作法でない勇気づけを広げよう!

勇気づけの心理学
岩井 俊憲
金子書房

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