おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。
昨日(5月5日)は9:30~17:30に「愛と勇気づけの親子関係セミナー(SMILE)」のリーダーとして活躍できるようになれるSMILEリーダー養成講座(東京開催、大阪開催)の3日目を行っていました。

(修了者11人の顔ぶれ)
今回は、受講者が厳しい試練に立たされる状況がほとんどなかったのですが、フィードバックの量と的確さにおいては、今までで最高級の講座になったように思います。
2回目のリーダー担当になる10人のロールプレイが中心になるリーダーぶりは、1回目に比べて見違えるほど腕を上げていました。






このゴールデン・ウィーク中私は働き詰めですが、私の担当する7日間のすべてをご受講の 井上 海明さん(海メンタルオフィス代表 心理カウンセラー)がブログ「こころの元気.com 海メンタルオフィス」に受講感想記を的確に書いてくださっていますので、ご覧ください。
さて、前置きが長くなりましたが、これからが本論です。
「心理学者の子ども」シリーズの3回目。
いよいよアルフレッド・アドラーの、精神科医になった2人の子どものことを書きます。
今までの2回は次のとおりです。
5月2日付けブログ 心理学者の子ども(1)― B.F.スキナーの娘
5月4日付けブログ 心理学者の子ども(2)― 行動主義者ワトソンの豪語
アドラーには4人の子どもがいました。
そのうちの2番目アレキサンドラ(長女、写真左)と3番目クルト(長男、写真右)が精神科医になって活躍しました。

実は、2人のことは、今までに下記のとおり書いていますので、そちらをお読みいただいたほうがよろしいかと存じます。
我ながらよく調べたものだと自画自賛します。
2011年2月3日 アドラーと2人の子①
2011年2月5日 アドラーと2人の子②
2011年2月8日 アドラーと2人の子③
2011年2月13日 アドラーと2人の子④
2011年2月26日 アドラーと2人の子⑤
アレクサンドラ・アドラーがPTSD(post-traumatic stress disorder、心的外傷後ストレス傷害)の研究家であったことについては「トラウマは存在しない」というアドラー派にとって許容できない風潮を正す意味においても、肝に銘じておきたいことです。
実は、ヒューマン・ギルドの最高顧問には、クルト・アドラーの薫陶を受けた大人物がいます。
今年21回目の来日を果たすジョセフ・ペルグリーノ博士です。

ペルグリーノ博士は、クルト・アドラーを恩師の1人にしていて、理論的にも、人間的にもかなり影響を受け、強い尊敬の念を抱いています。
そして、何よりも北米に伝わるアドラー心理学の3大流派のすべてを学んだ、世界でもまたとない人です。

ヒューマン・ギルドは、ペルグリーノ博士からアドラー以来の学問上のDNAを受け継いで、今年も次のようなイベントを行います。
1.2017年ペルグリーノ博士の講座
(3講座共に通訳:埴原由美氏、テキストつき、時間は全日10:00~17:00、消費税8%込み価格)
会場:「夢解釈」と「グリーフケア」はヒューマン・ギルド研修室
★「アドラー派のカウンセリング/心理療法の技法」の会場は早稲田奉仕園セミナーハウス
◆夢解釈
7月29・30日(土日)受講料:会員47,520円、一般54,000円
アドラー派の夢解釈を学ぶと、起きているときの自分と夢の間に密接な関係があり、多くのメッセージを伝えてくれていることが理解出来ます。
またカウンセリングでもクライアントのライフスタイルを知る助けになります。夢の解釈を沢山の事例を交えながら博士から学んで下さい。
http://www.hgld.co.jp/p_lecture/view/269 こちらから詳細確認及びお申し込みができます。
◆援助者のためのグリーフケア
8月2・3日(水木)受講料:会員47,520円、一般54,000円
「グリーフケア」というのは、病死、事故死などによって愛する人を亡くした後の悲しみのケアです。
愛する人を亡くした人のこころのケアに関わる人、関心のある方を対象にデモンストレーションも行ないます。
http://www.hgld.co.jp/p_lecture/view/268 こちらから詳細確認及びお申し込みができます。
◆アドラー派のカウンセリング/心理療法の技法
■参加条件(当講座のみ):アドラー・カウンセラー養成講座修了者(会員)に限る
8月5・6日(土日)受講料:受講料:会員47,520円
会場:早稲田奉仕園セミナーハウス http://www.hoshien.or.jp/seminar/
〒169-8616 東京都新宿区西早稲田2-3-1(東西線「早稲田駅」徒歩5分)
8月5日(土)リバティホール
8月6日(日)You-Iホール
A.アドラーが開発し、後継者達が補足・充実・洗練させたカウンセリングの技法―例えば、早期回想、ユーモア、逸話、逆説、エレガントな対決、ソクラテスの対話、プッシュ・ボタン・テクニック等々―を参加者に日常的に使えるようお伝えします。
http://www.hgld.co.jp/p_lecture/view/490 こちらから詳細確認及びお申し込みができます。
2.ペルグリーノ博士の21度目の来日に合わせた歓迎パーティー開催(8月5日)
ヒューマン・ギルド最高顧問のジョセフ・ペルグリーノ博士(モントリオール個人心理学研究所理事長)の21度目の来日に合わせて次のとおり歓迎パーティーを開催します。講座に参加しない方でもパーティーへの参加が可能です。特別に早稲田大学の26号館(大隈タワー)で行えることになりました。
「おもてなし」を企画してくださっている方々もいらっしゃるようです。お仲間とお誘い合わせの上お越しください。
日時:8月5日(土)17:30~
会場:早稲田大学26号館(大隈タワー)15階「森の風」
http://www.cafecompany.co.jp/brands/morinokaze/
TEL:03-5291-5620
東京都新宿区早稲田鶴巻516
会費:5,000円
申し込み:http://www.hgld.co.jp/p_lecture/view/267 から「懇親会に参加」としてお申し込みください。
<お目休めコーナー>5月の花(6)
