おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。
昨日(5月12日)は、13:30~19:00に 京都開催 アドラー・カウンセラー養成講座 の初日を行っていました。
アドラー心理学の理論をおさらいし、カウンセリングの際に重要な観察に関する演習を行いました。
さて、最近私のカウンセリングを受け、そのことを 劣等感という花を育てなかった人 としてブログに書いていらっしゃる 安西 光さん(フェイスブック、ブログ、フリーランスの3DCGデザイナー、ELM勇気づけトレーナー)の記事の要点をお伝えします。
(4月23日のゼミナールの際の写真)
わたしは今まで劣等感を持ったことがないし、生きてきて今まで「自分なんてダメだな」と思ったことがありません。
先日岩井先生とのカウンセリングで「わたしの劣等感」についての話もしました。
わたしは幼少の時から困難がたくさんあった=劣等感の元になる”種”はたくさん持っている。
でも、水をあげて育てなかった。花を咲かせなかったのがわたしなのだそう。
結果的に劣等感の種は持っているが、花は咲いていないので「劣等感はない人間」だそうです。
花が咲いていない状態と花が咲いていて伸ばさないように抑えつけている状態は全く別物だと説明をしてくれました。
安西さんは、私が今まで1,000人以上の人たちに「あなたは劣等感を持ったことがありますか?」と尋ねたとき、「持ったことがない」と答えたわずか3人中の一人です。
安西さんには劣等感を持ってもいい出来事(種)はあったのです。
しかし、その種に肥やしや水をあげ続けて、立派な劣等感に育て上げるか、そのまま種のままにしておくかは本人次第です。
これこそがアドラー心理学の「自己決定性」です。
安西さんは、劣等感の花を隠したり、封印したりしている人ではありません。
◆安西さんは、4月23日(日)に アドラー心理学ゼミナール を担当され、ブログではその模様を次のとおり紹介しています。
4月24日付けブログ 安西 光さんのアドラー心理学ゼミナール:男女の性質の違いを知る
◆ヒューマン・ギルドでは カウンセリング も少々行っているのですよ。
<お目休めコーナー>5月の花(13)
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