女優小林聡美のメキシコの旅行記。
チチェン・イッツァの遺跡へ行き、しょぼい動物園を見学し、へたくそな合気道教室を横目に通り過ぎ、メキシコ・プロレス“ルチャ・リブレ”を観戦し、地の果てのホテルに泊まったりした16日間の旅日記。
いきなり活字が大きめ。行間字間も広い。なんというか教科書を読んでいるみたい。34字×13行の1ページ442字。幻冬舎文庫ってこんなものだっけ?
うん、旅日記だねえ。面白かったけれど、読後感は「メキシコ行ったわよ! 食べ物が口に合わなくてタイヘンだったわ!」「タイヘンでしたね」くらいかな。
たとえばチチェン・イッツァにしても、単にそういう名前の遺跡に行きました、登るのが辛かったですということしか伝わってこないというか書いてないんです。案内人の解説も素通り。ユカタン半島にあるマヤ遺跡の中で最も壮大な遺跡であるとか、「生け賛の泉」と呼ばれる巨大な泉があってなんて書いてない。
同じ味付けのメキシコ料理に飽きて、日本料理店や中華料理店を徘徊してみてもどれもひどいものだったらしいけれど、メキシコ1日目から梅干しとお茶という旅なので、たぶん最初からメキシコが肌に合ってないんですよ。
人と人とのふれあいについては言及が多いので、著者の関心がそっち方向だというのは判るのですが、自分が行ったことのない土地の話なので、名勝旧跡・街並や食事といった方向に関しての記述が少ないと、なかなかイメージが湧きません。そこが残念……。
【ほげらばり】【FORGET ABOUT IT!!】【メキシコ旅行記】【小林聡美】【トリオ】【アシカ】【井上陽水】【鉄板焼き】
チチェン・イッツァの遺跡へ行き、しょぼい動物園を見学し、へたくそな合気道教室を横目に通り過ぎ、メキシコ・プロレス“ルチャ・リブレ”を観戦し、地の果てのホテルに泊まったりした16日間の旅日記。
いきなり活字が大きめ。行間字間も広い。なんというか教科書を読んでいるみたい。34字×13行の1ページ442字。幻冬舎文庫ってこんなものだっけ?
うん、旅日記だねえ。面白かったけれど、読後感は「メキシコ行ったわよ! 食べ物が口に合わなくてタイヘンだったわ!」「タイヘンでしたね」くらいかな。
たとえばチチェン・イッツァにしても、単にそういう名前の遺跡に行きました、登るのが辛かったですということしか伝わってこないというか書いてないんです。案内人の解説も素通り。ユカタン半島にあるマヤ遺跡の中で最も壮大な遺跡であるとか、「生け賛の泉」と呼ばれる巨大な泉があってなんて書いてない。
同じ味付けのメキシコ料理に飽きて、日本料理店や中華料理店を徘徊してみてもどれもひどいものだったらしいけれど、メキシコ1日目から梅干しとお茶という旅なので、たぶん最初からメキシコが肌に合ってないんですよ。
人と人とのふれあいについては言及が多いので、著者の関心がそっち方向だというのは判るのですが、自分が行ったことのない土地の話なので、名勝旧跡・街並や食事といった方向に関しての記述が少ないと、なかなかイメージが湧きません。そこが残念……。
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