
うどん派の母さんを愛している、そば派の空太の父の言葉。
ちょっと分厚めの最終巻は、もう1回、山や谷があって自分と相手の関係を見つめ直して後日譚。それぞれが夢を求めて動き出していくときに互いへの思いは障害になるのか、「さくら荘」と「ましろ当番」というシステムが2人をつなぎとめていただけではないのかという話で構成的には王道。
やっぱり8巻で終わっても良かったけれど、もう少しさくら荘の面々の先まで見たいなあという読者には贈り物……という感じかな。
個人的には、その問題はまだ解決していなかったんかい!?と思わないでも無いけれど、高校生という位置ではそれがせいいっぱいだったのかな。
【さくら荘のペットな彼女】【鴨志田一】【溝口ケージ】【電撃文庫】【変態と天才と凡人が織りなす青春学園ラブコメ】【昨晩はお楽しみでしたね】【マスターROM】