付け焼き刃の覚え書き

 本や映画についての感想とかゲームの覚え書きとかあれこれ。(無記名コメントはご遠慮ください)

月刊OUT7月号「超人たちがやってくる!!」 

2013-07-15 | 超能力・超人・サイボーグ
 まだ方針がアニパロに定まらない頃の、月刊OUTの昭和53年7月号です。
 スーパーヒーロー&ヒロインをテーマに、キャラクター紹介やらパロディやら。カラーイラストは、ひおあきら、牧村ジュン、石井まゆみ、すがやみつる他。ヒロイン淑女録は、サファィア王子から始まり、三条雅、009ノ1、ユキ2号、けっこう仮面、阿修羅王、エスパー魔美、麻宮サキ、干草カオル、ジュディス・ド・グラッセ、ノーラ・スコラあたりまで。内容としてはたいしたものではないのだけれど、これを参考にマンガを読みあさった時代もありました。
 掲載コミックはもろほし★だいじろうと米田仁士。今ではホラーな諸星大二郎の軽妙なファンタジーや、すっかりファンタジーイラスト界の重鎮となった米田仁士のスラップスティックSFとか読めたワタシは幸せ者。

「役者です、声優じゃないよ」
 声の仕事はいろいろある役者の仕事のジャンルの1つにすぎないと山田康雄。

【月刊OUT7月号】【超人たちがやってくる!!】【みのり書房】【華麗でファッショナブルでブリリアントなラブリーマガジン】【SFののしり図鑑】【スペース・スカル】
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「宵星の魔女エミリー」 M・K・ホブスン

2013-07-15 | ヒロイックファンタジー・ハイファンタジー
 南北戦争後のアメリカには技術革新の嵐が吹きまくり、工場で大量生産されたマジックアイテムが、村の呪い師がつくる魔法のお守りを駆逐しようとしていた。
 売上が落ち、生活苦に陥っていた西部の田舎町の魔女エミリーは、金持ちの男を籠絡しようと呪いをかけているところを、旅の魔法使いのスタントンに目撃されてしまう。やがて鉱山で労働に従事していたゾンビの暴走に巻き込まれたことから、手のひらに奇妙な石がはまってしまい魔法が使えなくなってしまうのだが……。

 科学技術と共に魔法技術も普及している19世紀アメリカで、魔女と魔法使いがケンカしながら大陸横断する話。
 主人公のエミリーは行動力はあるけれど考えなしで状況に流されっぱなしだし、そもそも魔法使いって腹黒いか自己中心的かその両方で、つきあいたい相手じゃないなあと思いました。ひとことでいうと、敵も味方もスリザリン寮の出身者みたいだね。

【宵星の魔女エミリー】【新大陸魔法冒険記】【M・K・ホブスン】【ハヤカワ文庫FT】【歴史冒険譚】【ユーモアと恋たっぷりの魔法冒険譚】【魔法アライグマ】【血の魔術師】【ニワトリ型飛行機】【大陸横断】【竜脈】【大統領暗殺】【どこでもドア】【大陸横断鉄道】
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