「この時代には自己破産なんてねーんだよ!」
徳政令禁止で、借金踏み倒しはたとえ大名でも許さないと羽柴秀次。
中小企業の課長補佐だったのに、呑んで帰って目が覚めたら戦国時代だった。
さえない農民の息子として1年ほど暮らして、それで一生終えてもいいかなと覚悟を決めようとしてみたら、なんだか叔父さんは武士をやっていて、織田家に仕えているという。
どう考えても自分は豊臣秀次らしいのだけれど、そうするといずれ切腹する運命。それだけは避けようと、あれこれ画策するのだが……。
うちの長男も知っていたweb小説の単行本化で、賤ヶ岳の戦いから戦国時代の終わりまで。身体ごと過去へ飛んだとかではなく「気がついたらその人になっていた」パターンの話です。
面白くて一気に読んだけれど、気になるところもちらほら。
とにかくさまざまな武将が登場しますが、基本的に「この人は史実通りのイメージの人です」というような暗黙の了解で話が進んでいるようで、説明不足になりがちです。
三成が秀次が高く評価していたということは十分わかるのだけれど、一方で秀次がそれほど三成を高く評価していたと思わせる箇所はないものだから、せいぜい政策担当者としては有能だろう程度の三成のことで、秀次があれほど激昂する理由がわかりません。福島正則や加藤清正との関係についても、史実の通りなのねとしか思えません。
また、史実を知っている男がそれを利用して生き残るというのは定番ネタではあるけれど、中小企業の課長補佐だったという設定はまったく生きてません。これなら、別にゲーマーの高校生でも歴史マニアのOLでも差し替え可能です。
タイトルの意味まで含めて、もう少し書き込んであったら、もっと素直に面白がれたのに残念。
【腕白関白】【吉本洋城】【皇征介】【FREEDOM NOVEL】【歴史IFシミュレーション】【web小説】【甲斐姫】【駒姫】【小松姫】【12球団】【もうロリコンでもイイよ!】【ガレオン船】
徳政令禁止で、借金踏み倒しはたとえ大名でも許さないと羽柴秀次。
中小企業の課長補佐だったのに、呑んで帰って目が覚めたら戦国時代だった。
さえない農民の息子として1年ほど暮らして、それで一生終えてもいいかなと覚悟を決めようとしてみたら、なんだか叔父さんは武士をやっていて、織田家に仕えているという。
どう考えても自分は豊臣秀次らしいのだけれど、そうするといずれ切腹する運命。それだけは避けようと、あれこれ画策するのだが……。
うちの長男も知っていたweb小説の単行本化で、賤ヶ岳の戦いから戦国時代の終わりまで。身体ごと過去へ飛んだとかではなく「気がついたらその人になっていた」パターンの話です。
面白くて一気に読んだけれど、気になるところもちらほら。
とにかくさまざまな武将が登場しますが、基本的に「この人は史実通りのイメージの人です」というような暗黙の了解で話が進んでいるようで、説明不足になりがちです。
三成が秀次が高く評価していたということは十分わかるのだけれど、一方で秀次がそれほど三成を高く評価していたと思わせる箇所はないものだから、せいぜい政策担当者としては有能だろう程度の三成のことで、秀次があれほど激昂する理由がわかりません。福島正則や加藤清正との関係についても、史実の通りなのねとしか思えません。
また、史実を知っている男がそれを利用して生き残るというのは定番ネタではあるけれど、中小企業の課長補佐だったという設定はまったく生きてません。これなら、別にゲーマーの高校生でも歴史マニアのOLでも差し替え可能です。
タイトルの意味まで含めて、もう少し書き込んであったら、もっと素直に面白がれたのに残念。
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