goo

ステップを振り返って

ステップを終えて振り返ってみた。後で録音を聞くと全く冷や汗がでそうな拙い演奏だったが、この日超絶2は2分33秒でひいた。最終的に練習ではこの曲は2分28秒くらいでおちついていた。(ちなみに巨匠アラウは2分08秒で弾いている。こんな短い曲で20秒の差は大きいが、私にはこれ以上のテンポアップはとうてい無理である。)今日は別に速弾き命の話をしたいのではない。自分がどれぐらいの速さで弾けるかを知るのは大事な事なのだ。(ミッシェル・ダルベルト氏も言っていた )。私が本番でなんとか崩れずに弾けたのは普段の速さに5秒のゆとりの時間をプラスしたからである。体勢を整えたり、前崩れたところは気持ちゆっくり丁寧に弾くことを心掛けたからだ。本番では緊張からアップテンポになるのが普通だが、5秒ふだんより余分に使って強い意志で弾いたのは講評に「自分が弾ききれない難しい曲ばかりひいていては上達しませんよ」と書かれたくない一心からだった。あとで聞くとテンポも若干ゆれてたし、もたっとしてる印象だったが仕方あるまい。そのおかげで(多分注意1秒というのを5回分)「よく弾けました」と評価してもらえたのだ。急いで弾いて自滅しなくてよかった(‐o-;)
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )