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ショパンのエチュ-ド、その後

ショパンのエチュ-ド(同時にそのマミ先生から言われインベンションもやっていた。)が進んで来た頃私は思い切ってリストの超絶の10番を持っていった。(持っていくまでに8ヵ月もかかった。もちろん暗譜してないしこけまくりだった。)無謀な私へのマミ先生のあきれは頂点に達し一言「ヘェ、弾けるんや~」とぽつっといわれた。(聞き苦しいから弾かないでと言わない優しい人だった。)で、この曲を弾いて(ちゃんと弾けないのに)上達できたかどうかはわからないが、一つ開眼できる事も教えてくれた。あるアクセントの所「ここは鍵盤に手をぶつけてください!」と。ああそんなふうにしてひくのか…と目からウロコであった。あと、腕で押さないと手がいい位置に行けず弾けないところがあり私は自己流のメモ書きで「押し魔にでてきてもらう。」とかいていた。(押し魔とは御堂筋線に乗った時ぎゅうぎゅう押してきたおじさんにダンナがつけた呼び名)…あまりまじめにやりすぎて落ち込まないように遊んでいた~。わがままをきいて無謀な曲をみていただいてマミ先生に感謝!だった。(当時弾く曲にわがままをいえない今休業中の大御所先生と掛け持ちして習っていた。…どちらも捨てがたかったのだ。
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