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リストのソナタ レッスン 第1回目

  リストのソナタの第1回目レッスンを受けてきた。
先生は、新しい方。お友達が習っている先生で、とても男前だといううわさで、
それに魅かれ(?)(半分はそれが目的?)レッスンを申し込んだ。

  どんな方かドキドキだった。
男前ということで想像したのは、「君は私を愛しているかもしれないが、それは私の知ったことではない。」という痛い冷たいタイプ。実は私が使っている楽譜はかのミッシェル・ダルベルトの麗しい写真の
ついたスーパーレッスンのもので、始めから書き込みが印刷されている。
こんなミーハーなものを見せたら、N氏みたいにだから素人は困るんだよというまなざしで
「〇〇社の△△という楽譜を用意してください。それ以外はだめです。」とばっさりと拒絶されるかも…と恐る恐るだった。
そして表紙の写真の上には紙を貼り、麗しのダルベルトは隠すというのが、私にできた
対策のすべてだった・・。

  さて現れた先生、なんと、とても軽やかな方。羽生選手みたいなさわやかな、
ビジュアル系の男前だった。そして、笑顔もたっぷりで、楽譜を見ると
「スーパーレッスン、僕も見てましたよ。」
ああ、よかった。 

  よくよく話を聞いてみると、リストはそんなに弾かれない方のようで、フランスものが得意で、
よく弾かれるのはドビュッシーやラベルだって。え~~、そんなさわやかなビジュアル系好青年に
究極のガツガツ、張り切りマンの曲を持って行ってごめんなさいと思ったが、
「僕、リストのコンチェルトはオケとあわせたことがあるので、ソナタはそれと似てるので
大丈夫です。」(凄いなあ (*'▽'))と力強い言葉をいただき、レッスンに入っていった。

  レッスンに関しては「すみません、3回で全部ということでざっくりとお願いできますか?」
とお願いした。おばさんのあつかましさ丸出しという感じだが、1時間で2ページで終わりという風なことになるとこの長い曲を弾くのに10年くらいかかりそうで、それはとても困るので・・。(ほんと、我ながら怖いもの知らずよねえ。)

  レッスンは、すごくよかった。(^_^)/ 音楽の流れのことをたくさんご指摘いただいた。どこに向かっていくのかその意識をはっきり持つこと。すると楽譜に書いてあって目に入っていなかった表示がたくさん見えてきた。
ああ、音楽ってこんな風に面白くできるんだなあとあらためて思ったのだった。


   

  



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