ドライマンゴです。ピアノやマイペースな日常生活を綴っていきます
ドライマンゴのピアノ道楽
T先生のレッスン 3 -1
年度末の今は仕事が落ち着いていて時間が一番ある時という事で、今月2回めのT(端麗)先生のレッスンを受けてきた。
まずは急に思い立ってレッスンを受けたくなったショパンエチュードの10-1。前回のT先生のカンパネラのレッスンで親指を立てて弾くというヒントをもらい、それで10-1を弾いてみたら少し楽に弾けたのでそこからもう一歩と思ってお願いした。
「人前でも弾いたことありますか?」との問いに「ステップで前弾きました。でも、ブラボ-はもらえないんですよ。」という事でとりあえずお聞きいただいた。
アドバイスは
1. 早く弾くための準備が遅いのですぐ次の音が弾ける状態に指を持ってきておきましょう。
2. 指遣いを変えた方がいいところがあります。
多分この曲の一番難しいパッセージ 30小節めと31小節め、4と楽譜に書いてあるのを3に変えると。ほんと、何で10年以上もさらに気がつかなかったのか…。下降は5-4-2より5-3-2の方が遥かにましなのに。3-2の幅が広くて取るのが困難だけど、弱い4の指が入るより慣れたらはるかに弾きやすくなる。
3 手首を平らにして弾いてられますが、72小節めなどは手首を高くして回転を使って山形の弧が4つというふうに弾く方が無駄な動きがなく弾けます。
やっぱり、手首の回転使わないと弾けないよね。ある指導書に「この曲は決して手首の回転を使って弾いてはならない」と書いてあったけど、それってそうじゃないよねえぇ〜と私はとても嬉しくなった。指が鍵盤を捉えるタッチが疎かになってはいけないという事でそういう指導になったのだと思うが鍵盤をしっかりとらえためにはその形になるように柔軟な手首と回転の動きも加えないと速く弾けないよねえぇ。
T先生のアドバイスのおかげでこの曲はすごく弾きやすくなった。
そして最近目覚めたのが人差し指のつけ根の力を使う事。指を曲げて支えにするんじゃなく指を曲げないで指をまっすぐな棒みたいなイメージで付け根から動かすその力はすごく有効に使えるという事。そしてコマみたいに指先を鍵盤に置いて手のひらの移動の支えにするのだ。
本当に弾きにくいこのエチュード、綺麗に弾けるための前進につながるといいな…。(^o^)
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