ドライマンゴです。ピアノやマイペースな日常生活を綴っていきます
ドライマンゴのピアノ道楽
ピアニストの指の創り方
職場で娘さんがピアノがお上手でコンク-ルで優勝された方がいる。まだ中1だそうだが、ピアノタッチを創るための厳しい訓練の話を伺う機会があった。
1 指先がピアノに触れる面積が小さければ小さいほどいい。シャ-ペンの先くらいで弾く方がピアノはいい音がする。そして4や5の弱い指でもそういう具合に狭い接地面積でしっかりと他の指と同様の音が出せないといけない。
2 腕の重みを活かせるように錘を腕につけて上下させる訓練をする。(しかし、さすがにこの時は小学生だったので腕を痛めそうになりこの訓練は中止になったそうだ)
3 ピアノの鍵盤はできるだけ重くする。そうすることでたとえ外でどんなピアノに当たっても楽に弾けるようになる。(えっこれってイザ-クやん--ご存知ですか?)
4 そして毎日6時間くらい練習しているらしい
脱力して楽に〜というのが今の教え方かなと私は思っていたので、思わず「先生っておいくつくらいの方ですか?(年配の方ですか?)」と聞くと「結構若い方ですよ。20代か30代前半」と聞いてびっくりしてしまった。ストイックな世界はピアニストの育成には欠かせないんだなあ。
やはり世のピアニストの方がハッキリ明瞭な音を出されるのにはこういう厳しい訓練があったのか…。
娘さんは中学生でありながら整体かマッサージに通っているらしい。なんとまあ、たいへんなことよ。手を大切にしてほしいと願うのたった。
それにしても、シャ-ペンの先の面積でピアノを弾くというのは参考になった。達人がピアノを弾くのを見たら指先から気が出てるかのように見えるけど、気を出すためには周りの筋力とか骨格がしっかりしていないと出せないということなのかな?
私は重たい鍵盤には耐えられないだろうが、この話にを聞いて以来シャ-ペンの先を常に念頭に置くようになった。(^◇^;)
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