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第3楽章の暗譜を頑張る

 ラフ3の第3楽章の後半部分。なかなかスム-ズに弾けない。これはやはり暗譜するしかない、という事で再度暗譜を頑張っている。何度も分からなくなり間違いを繰り返す。なかなか覚えられない自分の無能さを嘆きたくなるけど、一度でやり切ってしまおうという考えが無茶なのだと自分に言い聞かせる。何日も、何日も同じところの暗譜にチャレンジする。漆塗りのように回数を重ねる。すごく苦しいけど、きっといつかできるようになると信じて…。

 先日マエストロG氏の暗譜の仕方のレクチャーがあった。G氏の暗譜方法の極め付け、それは

番号!

  メロディーも音階の何番目の音かという事で記憶していくそうだ。ラフ3の第1楽章のテ-マ 「レファミレドレミレ」は「1.3.2.1.7+.1.2.1」となる。
 プロはこんな難しい事をされるのか、凄いなあ!と思ったが、こういうふうに覚えていくと手がオ-トマテイックになった時頭と手の動きが分離するのが避けられるのかもしれない。頭と手が分離すると暗譜が吹っ飛んでしまう怖さが出てくるけど、この方法ならあたまが働き続ける事ができるのかも。しかし、そうは言ってもこれはすごく難しい事だ…。それは、よくわからない音もたくさんあるし、右手、左手、さまざまな旋律があるから全部を理解するのは天文学的難しさかも……。Σ(-᷅_-᷄๑)

 美しい音楽を奏でるためのその背後に潜むものすごい努力…。ああ、ピアノを弾くのって本当に大変だなあ〜〜。


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