唐仁古墳群16号墳遠景
全長40m程の前方後円墳で5世紀中頃に築造されている。
石段が急である。唐仁大塚とも呼ばれる1号墳は墳長140m、前方部70m、後円部高10.7mで、周囲を濠が巡っている。この古墳の最大の特徴は御覧の様に後円部に対して前方部が極端に低いのである。付け加えて後円部は社建立により築造当時よりも低くなっているので高低差は今よりも大きかったであろう。
今年はこの記事で終わりを迎えました。毎日ご覧頂きありがとうございました。また来年もよろしくご高配のほどよろしくお願い申し上げます。
来年度は熊本県の古墳探訪等を予定しています。亡くなった母と一緒に途中まで行ったのですが・・・土砂降りに遭い・・母曰く「やっぱり雨が降るんやね」で、4箇所しか行かれなかったので・・・ご期待ください(雨が降らないよう祈っててくださいね)
お社の中を覗いてみたのは石棺かなんか見えないものかと思ったんだよな。
後円部の緩斜面である。大きな後円部なのだとお判りになと思う。
1号墳は5世紀初期に築造されたものである。墳長140m、前方部長70m、高さ4m、後円部高さ10.7mで、周囲を濠が巡っている。
面白いことに鳥居を潜るとすぐ右側に前方部が始まるのだが、後円部に比べるとあまりにも低すぎるのである。削られてしまったのであろうが。その後円部の墳頂に大塚神社が建立されているので後円部の墳頂も削られている訳だ。高低差のある前方後円墳と言うのが特徴であろうか。
主体部は竪穴式石室で舟形石棺が収められている。案内、説明など無いので悪しからずと言ったところだが、ここには見学用の駐車場があるから有難いぞ。
その名の通り大塚神社と言う。悲しいかな唐仁大塚古墳の上に建立されている。東串良町郷土研修館が傍にあり、その駐車場を利用することができる。
どっちを向いても古墳がある。西都原、新田原、川南、持田とはまた趣が違う。良いところだぞ。ただね、道が狭いから迷惑にならないように気をつけてもらいたい。
御覧の通り大事にされているのがお判りになると思う。これが当たり前だな。いちいち文化を大切になんて言わなくてもいいのだからな。
手前に小さな古墳があるぞ。これは道端にあるけれど。