向うにトンネルが見える。田川後藤寺方面である。吸い込まれていくように線路が延び、その両脇に桜が並び、色とりどりの花で駅が飾られている。
駅前に小さな小さなロータリーがあり、その中心に大きな桜がある。乗り降りする利用客を出迎え、また見送りをもしている。
ここ採銅所駅は小さいながらも春を満喫させてくれるものがある。採銅所駅はとくに春が似合う。
記憶にある採銅所駅は、小学校5,6年だったか、父親と訪れたことがある。その時は母親に友人が会いに来たので父は遠慮したのであろう。それで私をふらっとここまで汽車に乗って来たのである。当時は蒸気機関車が牽引していた。呼野駅に着くと汽車がバック運転をはじめ、また前進するのである。そうスイッチバックであることをおしえてくれたのである。そして採銅所駅。
毎年ここに来るたびにその当時の記憶が鮮やかに甦るのである。
駅前に小さな小さなロータリーがあり、その中心に大きな桜がある。乗り降りする利用客を出迎え、また見送りをもしている。
ここ採銅所駅は小さいながらも春を満喫させてくれるものがある。採銅所駅はとくに春が似合う。
記憶にある採銅所駅は、小学校5,6年だったか、父親と訪れたことがある。その時は母親に友人が会いに来たので父は遠慮したのであろう。それで私をふらっとここまで汽車に乗って来たのである。当時は蒸気機関車が牽引していた。呼野駅に着くと汽車がバック運転をはじめ、また前進するのである。そうスイッチバックであることをおしえてくれたのである。そして採銅所駅。
毎年ここに来るたびにその当時の記憶が鮮やかに甦るのである。