街道を歩く

今まで歩いた街道、町並み、これから歩く街道、町並みを散文的に紹介

滋賀県

2007-11-13 04:33:36 | 街道関連
 滋賀県と言えば、かの時代にあっては何を思い出すのであろうか。
有名と言うよりは、まず思い浮かぶのは安土の人、そう織田信長であろう。近江の原形はこの人が作ったと言っても過言ではなかろう。本来は豊臣秀次ではあるのだが。商人がそこに住み、長年をかけて築きあげた町である。経済好きな徳川家康もここを天領としている。そして今では住民の皆さんがこれから先も引き続き街並みを保存していくことになる。おかげでその姿を我々は目の当たりにすることができるのである。
 バスは目的地に着いた。運転手は、こう行けばいいですよと降りる間際に教えてくれた。知ってはいたが礼を言って降りた。丁度日牟禮八幡宮の入口に降り立つのである。五年半ぶりで、そのときと少し違うのは堀を遊覧船が巡っているだけである。時代劇のロケ地によくなるが、いつまでも残しておきたい風景である。
コメント
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