トンネルの手前に昭和30年代のような建物がある。アーケードに面しているので日が当たらずに、より古さを感じさせる。この中山道にはその当時を偲ばせる建物は無い。それでもここが街道であったのだということは雰囲気でわかる。
さて、目の前はトンネルだ。ここが所謂特異な地形であって、九州には見られないのである。何故トンネルなのか。この上を川が流れているからであって、天井川と言う。普通であれば川には橋が架かってそれで渡る。ところがここはトンネルで潜り抜けるのである。鉄路もそうである。弟が言ったのだが、「汽車から見えただろ」当然のように彼らはそこに何があるのかを知っている。当然のように我々はただのトンネルとしか思わない。まさか上に川があるなどとは想像だにしないのである。この天井川を潜る。上に被さってくるものが無い。青天井である。
さて、目の前はトンネルだ。ここが所謂特異な地形であって、九州には見られないのである。何故トンネルなのか。この上を川が流れているからであって、天井川と言う。普通であれば川には橋が架かってそれで渡る。ところがここはトンネルで潜り抜けるのである。鉄路もそうである。弟が言ったのだが、「汽車から見えただろ」当然のように彼らはそこに何があるのかを知っている。当然のように我々はただのトンネルとしか思わない。まさか上に川があるなどとは想像だにしないのである。この天井川を潜る。上に被さってくるものが無い。青天井である。