小串も歩こう

　９：４１　川棚温泉着　駅横にある観光案内版　うーむ　見難い　



　駅舎らしくない。情報プラザの文字が見える。地域のコミュニティセンターとの併設となっており地域住民の拠り所ともなっているようだ。ただあの国鉄時代の駅舎が失われてしまったことは悲しい。



　駅から歩いて僅か１０分（胡散臭い不動産屋の合言葉のようだが）国道１９１号から脇道へ。これが北浦街道である。

熊野神社古墳

　絵を見てお判りのように中に遺体を入れ二つの甕の口と口を合わせて葬る合口甕棺である。大体紀元元年頃が中心になるのであろう。
　所謂　奴国時代に対応するのではないだろうか。

長門湯本を歩こう

　画面右に白い建物が見える。その向こうの山を穿いて鉄路が延びて行くのである。



　大寧寺口と書かれてある。歴史好きな賢明なる読者諸氏ならばご存じであろうと思われる。
　この寺が大内義隆終焉の地であるということだ。
　義隆は文治政治に不満を抱いた家臣の陶隆房に謀反を起こされたことで長門深川の大寧寺まで来てしまった。そこに立て籠もったが結局のところ義隆は一族とともにそこで自害した。１５５１年　享年45。
　後で行ってみようか。雨に降られなければいいのだがな。