上空からの写真でもお判りの様に二重の周濠を持つ大円墳である。内外それぞれの周濠には水が張られてあるのも特徴であろう。
陸橋が外側の周濠に見られるが主墳にはかけられていない。
この説明によると男狭穂塚を大円墳(径167m)としているが、大きな間違いで二重の周濠を持つ帆立貝式の前方後円墳である。日本最大の円墳は賢明なる読者諸氏であればご存じの様に豊臣秀吉が陣を張ったという丸墓山古墳(径102m)がそうである。誰も修正しようとしないのだろうな。まあ、我輩も言うようなことも無いけれど。おっと、六世紀中頃に築造されたことを記しておかねばいかんな。