旧百三十銀行 建物は大正4年、辰野金吾が主宰する辰野・片岡事務所が設計した鉄筋コンクリート建て209平方メートルの小規模な造りです。外観は赤レンガタイルの壁体に、玄関、柱頭、窓周りに幾何学的模様を施し、その部分は洗い出しで石造り風に仕上げ、大正期のモダンなデザインを伝えています。
百三十銀行は国立銀行条例(明治5年11月制定)に基づき、明治12年まで全国に創立された153銀行の一つで、大阪に本店があり、明治37年、若松支店八幡出張所として、今の八幡東区春の町五丁目に開設されました。「北九州市立百三十銀行ギャラリー解説より」
大正時代に少し思いをはせることが出来るかもな。
行橋にも旧百三十銀行行橋支店の建物が残されていることはご存じも多かろう。建物自体よく似ているぞ。