上手く写真を撮ることが出来なかった。九州発 特急富士 の最後だ。万感の思いを込めてその後姿を見送った。
奇しくも特急富士の最後がこの三組の夫婦に一期一会の機会を与えてくれたのだ。それぞれ近くに住んでいるのだ。住んでいても話す機会も会うと言う機会もない。それは普段では当たり前のことだ。それが「最後の富士」という言葉だけでここに集うことになった。その偶然か必然かはともかくとして心から嬉しく思ったのである。
もう一列車。これも上り最後の「寝台特急はやぶさ」もやはり人身事故のためにそうとうダイヤが乱れたと言う。
あるご婦人がしみじみと言った「また復活すればいいのにね」心に残るのである。
それで「さよなら」ではなく中国語の「再見」にしている。
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