社民連立離脱か？

社民党は党首選挙を控え福島党首批判が勃発し沖縄問題で白黒を迫られて来た。

ここで福島党首は年内普天間基移転が決まるなら重大な決意をしなければならないと、
連立離脱をほのめかす最後の切り札を突きつけて鳩山首相を脅しにかかった。

是に慌てた鳩山首相や執行部が慌てふためき、年内移転等一言も言ってないと、
年内決着を約束したと思っていた国民を裏切る様な発言で逃げた。

沖縄県民や社民党の立場を理解しながも米国との約束事なのでと例によってのらり
くらりと逃げまくって居ます。

米政府と約束事優先の岡田外相や北沢防衛相は年内キャンプシュワブ沿岸部移転を
強固に主張その狭間で大揺れに揺れる鳩山首相一体真意は何処に有るのだろうか？

米軍再編の中には普天間基地のグアム・サイパン移住が計画としてあるらしいが、
経費マル抱え同然の在日米軍基地の米国移転には反対が多く、それに便利な沖縄
基地の確保は東アジアを抑えるに充分の価値があると見て仲々手放したくない基地
の一つでもあります。

現在沖縄基地は日本を守るためより遠く中近東への中継基地とか中国を牽制する
米国のための存在価値が言われて居ます。

鳩山首相としては、普天間を遠くグアム・サイパンに移転して貰えれば一番ベスト
と期待を掛けて居る向きが有るが実現不可能と見られて居ます。

さて今回は社民党連立離脱を理由に一つ難題を棚上げして逃げたが、何時までも
延ばす訳にはいきません。

さてどう決着を付ける積もりだろうか？
国民は注目をしています。