日々好日

さて今日のニュースは

民主党政権高速道路建設へ転換か

2009-12-20 08:52:27 | Weblog
ダム無用、公共事業はムダの根源とばかりバッサバッサと切り捨て地方から怨訴の
声が上がり関係者から民主党政権に一斉に反発が起き始めてきた。

処が選挙対策を重視する小沢幹事長は、地方の離反に危機感を抱いたのか高速道路
建設推進や新幹線整備に力を入れる様に重点事項として政府に申し入れました。

是では民主党のマニフェストが泣きはしないか?

無駄な費用削減し立派に予算の組み替えでコンクリートから人への政策を遂行して
見せると約束した事はあれはウソだったのか?

民主党政権は自らのマニフエスト実現のため予算の概算要求が95兆円に膨れ上がり
是を3兆円圧縮すると派手に政治パフォーマンスを仕掛け国民の関心をイヤが上にも
「業務仕分けに」惹きつけました。

内閣支持率は上がり国民の関心も高まりましたが、徒に科学者や文化人の反発を 
喰い、削減は1兆円にも満たない額でした。

それも法的拘束力がない、参考にすると言う判定でしかありませんでした。

どうも国民の期待の割にはカラマワリして居る感じがしてなりません。

今回の申し入れも気になる事が2点程有ります。

まず新幹線整備の推進ですが、長崎新幹線はその判定の線上にあって、初めは、
前原国交相のもとバッサリの組でしたがこの頃又希望が見えたと関係者は喜んで
居る様です。

処が使用されるフリゲージトレインは未だ試作の段階で、海の物とも山の物とも、
判らないシロモノで果たして間に合うかさえ不明です。

新幹線構想のもと一人歩きしていますが、たった20分足らずの短縮のために、
エセ新幹線に巨額の税金が使われ様としています。

新幹線とは名ばかりでフル規格とは似ても似つかない新幹線モドキです。

是が本格的に動き出すと長崎県の県税が大々的に使われ財政が逼迫する事は明白
です。

県民の大半が望んでない長崎新幹線は速くツブシテ欲しいとお思います。

次ぎに高速道路建設の整備ですが、現在高速道路建設は国が建設し、高速道路会社
がその料金収入で賄う方式と、国が4分の3負担し後を地方が自動車重量税の
地方の取り分を当てて建設する「新直轄方式」があります。

この新直轄方式路線は管理費で賄えないが地方に必要な路線との事で無料高速道路
となり当然採算を度外視した路線建設です。

民主党は今回この新直轄方式を2010年に廃止して、それに見合い額を高速道路
会社支援に充てる。
11年度以降は国の高速道路建設は道路会社に一本化する一方で、また地方が
自ら高速道路建設が出来る様、國の支援策を考えると言う何とも判り難い事を言い
出しました

何か自民党時代に逆行した感じがしないでもありません。
これで果たして国民の為になるのでしょうか?

我々シロウトには良い事なのか悪い事なのかトント判断がつきません。

無駄な公共事業削減と景気対策や地方対策、雇用対策等々色んな問題を抱えて
政治は動くのでしょう。

それに今回は来年の参議院選が絡んでいる様に思えてなりません。