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小沢幹事長中国へ朝貢旅行?

2009-12-11 09:28:59 | Weblog
小沢幹事長が国会議員143名と一般参加者等640名を引き連れて中国を訪問しました。
中国側も異例の大歓迎で、人民大会堂で胡錦濤国家首席と会談し民主党若手議員の
一人一人と握手して記念撮影に応じると言うサービス振りです。

初当選しても政治の表舞台から遠ざけられ鬱憤の貯まった若手議員いきなり世界の
リーダーと会い世界の檜舞台に引き出された感じでしょう。

さすが古狸の小沢さんのやる事は違う。

これで小沢幹事長の実力と地位を国の内外にアッピールしました。

名目は民主党と中国共産党との関係強化と若手議員の交流を通じ日中間の友好促進となって居ます。

しかし私には日本の古代に倭の五王が中国の皇帝に朝貢を献上した古事の再現に
見えて仕方ありません。

朝貢とは属国が服属の証しに貢ぎ物を献上する事を言います。

小沢幹事長は、急速な経済発展でやがて米国を抜き世界に覇権を取るで有ろう中国
に、日本と言う国をいち早く貢ぎ物として献上しようとして居る様な気がしてなりません。

米国と普天間基地移転をめぐり気まずい関係になって居る現時点での、中国への
急接近は誠に危険極まりない、賭けの様に思えます。

日本の安全保障は米国の核の傘の元で一応保障されて居ると言われていますが、
隣国のロシア。中国に対し果たして国益優先の米国が守って呉れるのか疑問です。

特にドライな考え方のアメリカ民主党政権では余り期待出来ません。
そんな中での中国急接近は大変危険に思えてなりません。

勝算有っての小沢さんの行動でしょうが、鳩山政権を脅かす要因になる可能性は
充分にあります。

中国と仲良くする事は大変歓迎すべき事ですが、相手は何様、煮ても焼いても食
べられない「したたか物」です。
充分に警戒して、掛かる事に越した事はありません。

そう言った意味ではドウモ今回の小沢幹事長の「中国詣で」は感心出来ません。