日々好日

さて今日のニュースは

宮内庁長官と小沢幹事長との対立勃発?

2009-12-14 21:09:03 | Weblog
640名の大勢を引き連れて中国訪問を行い手厚い待遇を受け意気揚々と引き上
げて来て今度は、中国の次のリーダーと見なされる習国家副首席を招待しました。

そして鳩山首相に働きかけて、天皇陛下との特例的会見を強引に決定しました。
陛下との会見は正常ルートだと1ヶ月前に正式申請をして陛下の健康や御都合を
聞いた上で決定されるのが決まりでした。

それを強引に自分が優待されたからと陛下を政治利用するかに見える行為は余り
褒められたものではありません。

恐らく誰もがその点に引っかかって居ると思われます。
羽毛田宮内庁長官が、意義を申し立てるのは当然の事です。

これに対し、小沢幹事長はお前は日本国憲法を読んだ事があるのか、逆ギレして
質問した記者に天皇陛下の事をまくし立て、喰って掛かりました。

更に宮内庁長官に対し内閣の一員であれば、総理が出した指示に従うのが道理で 
嫌なら辞表を出してから発言せよと高飛車に脅しに掛かりました。

これは大変な事です。
陛下に関わる事にこれだけの発言をした事はまかり間違えば政権は吹っ飛ぶ位の
出来事と見る人も居ます。

あれだけ政府には口出ししないと言いながら、宮内庁長官も官房長官の指揮下に
ある身だ、言う事聞くのは当たり前とは余り乱暴過ぎないか?

鳩山首相が中国の次のリーダーと互恵深化で繋ぎを作る事は賛成ですが、矢張り
陛下を政治目的に使う様な印象は出来れば避けて欲しかった。

普天間基地問題ですっかり米国の信用を失くした鳩山政権またもや大きな問題を
抱える事になりそうだ。

教員免許更新制廃止?

2009-12-14 09:27:48 | Weblog
民主党政権は来年の通常国会で教員免許更新制廃止に向け改正案提出する考えで
ある事を表明しました。

民主党は日教組に沿って安倍政権時代の教育改革路線の変更を強く求めて居ます。
なにせ輿石民主党参院議員会長は日教組のバリバリの元闘士です。

2006年教育改革を求め阿倍内閣は道徳と愛国心を盛り込んだ教育基本法改正を
行いました。

日教組はこの教育基本法の廃止又は形骸化を狙い活動して居ます。
まず学校選別に拍車を掛けると全国学力テスト反対です。
同時に学校の格差に繋がると「学校選択制導入」強力に反対を主張しました。
また教員免許更新制廃止に向けて活動して居ました。

今回民主党政権交代で一挙に展望が開けました。

まず先日の行政刷新会議での2010年予算概算要求額縮減として業務仕分けが
行われましたが、その俎上に全国学力テストが上がり毎年実施の必要性が問われ
来年度予算60億円が36億円に減らされ対象を絞り込んで行うべきとの判定が
下されました。

日教組が一番ツブしたい教育改革は教員免許更新制の廃止です。
この教員免許更新制は、教員を続けるため10年に1回、大學の講習を受けて  
スキルアップを図ると言う趣旨のもので今年の4月から実施されました。

ただでさえ忙しい教員に遠い大學の講習を受ける時間や負担は大変なものが有ります。
この講習目的が優秀な教員養成なのか、それとも指導力に問題のある教員の選別
なのかどうもアヤフヤで効果の程も疑わしいものがあると言われていました。
ちなみに、昨年度の全国教員4万5千人のうち不適格の烙印を押された教員数は、
248名だそうです。

民主党はこの教員免許更新制を来年度一杯で廃止して、教員養成課程6年生制の
導入を検討して居ると言う。

現在4年生大學卒業で貰える教員養成課程を大学院2年も加え6年制に延長する
システムで民主党は既に2010年度予算で制度構築に向け調査費を盛り込む様
に動き出して居ます。

たった2年で廃止される、「教員免許更新制度」と新たに検討されて居ると言う
「教員養成課程6年生制」どちらが本当に教育改革になるのか、議論の分かれる
処です。

指導力に問題のある先生に我が子の教育を委せるには、相当勇気が要るでしょう。
しかし今でさえ教員不足を叫ばれるのに、6年間もの年月と学費を注ぎ込んでも
教員になる人が居ますか?

一方先生達の叫びも聞くべきではないか。
学校は教育より管理社会が優先され、報告報告と雑務ばかり増え、真面目に教育に
取り組み時間がない。
教育界でも万事成果主義で総て出来てナンボの世界になって居るのではないか?

バカ親に育てられたガキは先生をナメて手に負えません。
チョット叱るとモンスター親なるものがせせり出て忽ち教育委員会を巻き込んで
社会問題化してしまいます。

子供達は学力向上に塾通い、親の見栄で習い事に通わされ、貯まった不満が
やがて弱い学友のイジメに発展する、よくあるパターンです。

しかしこの子供達が将来の日本を背負っていく世代です。
私達ももっと次の世代の教育に心を砕くべきではないか?

競争反対、お手々繋いでゴールインの運動会や無気力な子供の育成等のゆとり教育
から一転して、競争原理導入の学力重視政策と次々に大人に操られる子供達、一体
日本の教育はどの方向に向いて居るのだろうか?