気候変動枠組み条約第15回締結国会議「COP15」が明日からデンマークの
首都コペンハーゲンで開催されます。
各国首脳等も参加の気候変動サミットの別称さえ有ります。
京都議定書を批准した日本等先進国の削減目標がどの位今後強化されるか?
議定書を拒否した米国が、オバマ政権に変わり米国の削減目標がどの位評価されるか?
中国インド等新興国が打ち出した自主的目標を国際的約束として位置付けるか?
先進国から発展途上国への資金援助額や醵出の仕組み等が、今回の会議の焦点になりそうです。
ここで京都議定書とは、1997年のCOP3で、2008~2012年までに、マイナス5・2%削減。
EUは8%、米7%、日6%削減を目指す事。
国際排出権取り引き規定等を定めたが、残念ながら米国離脱し、2005年ヤット発効
した議定書でCO2削減の下書きとなって居ます。
今後2013年以降、最大の排出国米国や中印等発展途上国を加え次期枠組みを、
どうするかが今回のCOP15で協議されます。
現在世界のCO2排出量は240億トンと言われます。
その中、57億トン23・9%が米国で、次ぎが中国34億トン14・5%、日本は
11億トンで4・9%です。
IPCCは1990年比で25~40%削減を呼びかけて居ます。
日本の鳩山首相は1990年比でCO2削減25%を約束しました。
EUすら20%削減で苦労して居るのに、余りにも実現不可能な数値と見られて、居ます。
これに対し新興国の中・印はGDP当たりのCO2を2005年比で40~50%
減を打ち出して居ます。
2005年GDPは米13兆ドル。日本4兆ドル。中国3兆ドル。インド1兆ドル
です。
これが2050年の世界予想数値は中国70兆ドル。米38兆ドル。印37兆ドル
日本6兆ドルと完全に逆転が予想されると言う。
今回中国インドはCO2の絶対数を削減するのでなく、経済発展の指数GDPを
基準にCO2削減と言うズルイ遣り方を主張し出しました。
米国の05年比17%減は1990年比でわずか3~4%の減にしかならず、一度
京都議定書で約束した7%すらクリアしない申し訳的な数値です。
一番CO2を出して居る米国が此の有様では新興国が言う事聞く訳がありません。
中国の2020年GDP25%~40%CO2削減は2005年比でわずか4%位の
削減にしかならないと言われて居ます。
世界の最大のCO2排出国の米国や中国がこのザマじゃ地球温暖化防止は更に
遠のくでしょう。
ご存じの様にその国のCO2削減は国民に多大な負担を掛け、経済が停滞する恐れが有ります。
しかし座して危機的地球温暖化を待つわけには参りません。
今こそ迫り来る地球温暖化問題を、世界の英知を結集させて解決せねばならない、
大問題でなかろうか?
これは今すぐとは言わず孫子の代に現れると言う厄介な問題ですので始末に困る。
今回のCOP15で、京都議定書を引き継ぐハッキリした道順を示して欲しいものです。
首都コペンハーゲンで開催されます。
各国首脳等も参加の気候変動サミットの別称さえ有ります。
京都議定書を批准した日本等先進国の削減目標がどの位今後強化されるか?
議定書を拒否した米国が、オバマ政権に変わり米国の削減目標がどの位評価されるか?
中国インド等新興国が打ち出した自主的目標を国際的約束として位置付けるか?
先進国から発展途上国への資金援助額や醵出の仕組み等が、今回の会議の焦点になりそうです。
ここで京都議定書とは、1997年のCOP3で、2008~2012年までに、マイナス5・2%削減。
EUは8%、米7%、日6%削減を目指す事。
国際排出権取り引き規定等を定めたが、残念ながら米国離脱し、2005年ヤット発効
した議定書でCO2削減の下書きとなって居ます。
今後2013年以降、最大の排出国米国や中印等発展途上国を加え次期枠組みを、
どうするかが今回のCOP15で協議されます。
現在世界のCO2排出量は240億トンと言われます。
その中、57億トン23・9%が米国で、次ぎが中国34億トン14・5%、日本は
11億トンで4・9%です。
IPCCは1990年比で25~40%削減を呼びかけて居ます。
日本の鳩山首相は1990年比でCO2削減25%を約束しました。
EUすら20%削減で苦労して居るのに、余りにも実現不可能な数値と見られて、居ます。
これに対し新興国の中・印はGDP当たりのCO2を2005年比で40~50%
減を打ち出して居ます。
2005年GDPは米13兆ドル。日本4兆ドル。中国3兆ドル。インド1兆ドル
です。
これが2050年の世界予想数値は中国70兆ドル。米38兆ドル。印37兆ドル
日本6兆ドルと完全に逆転が予想されると言う。
今回中国インドはCO2の絶対数を削減するのでなく、経済発展の指数GDPを
基準にCO2削減と言うズルイ遣り方を主張し出しました。
米国の05年比17%減は1990年比でわずか3~4%の減にしかならず、一度
京都議定書で約束した7%すらクリアしない申し訳的な数値です。
一番CO2を出して居る米国が此の有様では新興国が言う事聞く訳がありません。
中国の2020年GDP25%~40%CO2削減は2005年比でわずか4%位の
削減にしかならないと言われて居ます。
世界の最大のCO2排出国の米国や中国がこのザマじゃ地球温暖化防止は更に
遠のくでしょう。
ご存じの様にその国のCO2削減は国民に多大な負担を掛け、経済が停滞する恐れが有ります。
しかし座して危機的地球温暖化を待つわけには参りません。
今こそ迫り来る地球温暖化問題を、世界の英知を結集させて解決せねばならない、
大問題でなかろうか?
これは今すぐとは言わず孫子の代に現れると言う厄介な問題ですので始末に困る。
今回のCOP15で、京都議定書を引き継ぐハッキリした道順を示して欲しいものです。