日々好日

さて今日のニュースは

小沢幹事長重点要望申し入れ

2009-12-17 08:27:20 | Weblog
この頃「鳩山政権劇場」が大変面白く毎日日替わりで上演される題目は全く飽かない
趣向になって居る様です。

普天間基地移転のドタバタ劇や鳩山首相の虚偽献金疑惑等々未だ延々と続いて居ます。

業務仕分けに始まる予算編成劇は予告題目のマニフエストと段々異なって来て、
国民は少々面食らって居ます。

今回は小沢幹事長が幹事長室総勢を引き連れて鳩山首相に面会を求め、受け付けた
陳情1200項目を仕分けしその内20項目を2010年予算編成へ党としての、
否国民からの「重点要望」として伝達しました。

鳩山首相も国民からの重点要望となれば無視出来ない重いものがあいます。
完全に小沢さんに操られるピエロとなった感じがしてなりません。

心配された二重構造、政府と党の「二元化」が現実のものとなり、結局自民党の 
族議員がかき回す遣り方と変わらないではないか?

その民主党の重点要望は民主党の目玉である「こども手当」と「暫定税率廃止」が
国民との約束事マニフエストから大きく外れた事です。

こども手当の所得制限を設けその限度額は政府与党で決定する。
但し地方負担は求めない。

ガソリン等の暫定税率は現行維持する。但し原油高騰時には課税停止を行う。
自動車重量税は国の分については半減する。

他に高校無償化・三位一体の折減額された地方交付税復活。農業戸別所得補償制度
等の即刻実施。

整備新幹線開業に向け予算措置を講じる事。

医療機関への診察報酬本体引き上げを行う事。

これら20項目が小沢フイルターと言われる幹事長室で取り上げられた重点要望
事項です。

新しい陳情方式には、確かに良い点も見受けられるが、これでは国民の重点要望
には程遠い感じがしてなりません。

是は、民主党本位の、否小沢さん本人の意志で決められた極めて専制的なニオイを
感じてなりません。

飽くまでこれを決めるのは内閣だと強調しては居るが、是は誰がも見ても強制的
要望としかみえません。

果たしてこんな事して居て、此の政権は大丈夫なのか?
少々心配になって来ました。