日々好日

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2010年度予算案今日にも決定か?

2009-12-25 09:23:48 | Weblog
年内成立が懸念された2010年度予算案の概要がどうやら固まり今日中にでも
決定の運びになったとの事です。

先日は亀井金融相が埋蔵金拠出の件でどうしても15兆円不足するが、出し渋って
居るのは反鳩山政権を宣言したのと同じそんな財務省主計局長のクビ等切ってしま
えと本気で怒りだしどうやら10兆円を越える埋蔵金の拠出に動きだした。

予算規模は当初予定して居た92兆円台に縮減出来たとの事。

政策経費となる一般歳出は53兆円台に抑え、国債費は低金利が続くとみて償還等
1兆4千億円程減額の20兆5千億円として、借金返済を先送りしました。

歳入面では税収は37兆円台と見た、また新規国債発行は約44兆円の足かせが
填められて居ます。

公益法人に蓄積された基金の国庫返納等で、10兆円以上の税外収入を見込み
帳尻を合わせた様です。

国民との約束事マニフエストも大分後退させました。
高速道路無料化も大幅に圧縮して延期、子供手当も現行の児童手当と併行させて
国庫全面負担を減らしました。

その分も含め1兆7千億円程度地方自治体の財源分担が増え一段と地方自治体は
財政が厳しくなりそうです。

今回初めての試みに行政刷新会議が行った業務仕分けの削減効果は6770億円
との事です。
これは額の問題よりこれだけ予算編成にメスが入れられたと言う点を評価したい。

歳出の面では09年度予算に比べ公共事業費が1兆数千億円の減で5兆円台です。

逆に社会保障費は厚労省関係分だけでも2兆円増で28兆円になりました。
コンクリートから人への政策転換ではあるが、反面景気や雇用対策はどうなんだ 
との声も聞こえて来そうです。

また鳩山首相は地方対策に配意し地域活性化対策等に1兆円を上積みを指示しました。

地方自治体のクビ根っこを握る地方交付税交付金は一般会計の出の部分で9千億円
増の17兆48億円としました。

これに伴い入りの部分の交付税配分額は16兆8900億円と少しばかり増加した。
しかしより以上の地方自治体の財源負担が増え一段と厳しさが増してきます。

今回の予算が成立すると税制改正大綱の決定に伴い国民は可成りの増税を強
いられる事になりそうです。

愛煙家はタバコ税の増税を控え頭の痛い問題が、またこども手当の新設は良いが 
反面、扶養控除や配偶者控除、保険控除の廃止等が続き益々増税が続きそうです。