TPP交渉は、主要国の日本と米国との二国間交渉がネックとなって、重要農産物5品目や 自動車の市場開放等が難航し、妥結の目途が立たなくなって居ます。
そのため7月に開催されるTPP参加国全体の首席交渉官会合の妥結は困難視されて居る。
何せTPP参加国で日本と米国のどちらかが抜けたらTPP交渉効果は半減する事態になる。
日米協議で問題になって居るのは日本の重要農産物5品目の内牛・豚肉の関税の扱い
である。
米国は飽くまで関税ゼロを主張する米国畜産団体は、米国大統領中間選挙目前でオバマ
大統領に強い圧力を加えて居ます。
米国畜産団体は日本が関税撤廃に応じなければ日本をTPP交渉から外すべきとまで
極言しています。
又関税撤廃せず妥協したら米議会は通さないとまで強腰の姿勢です。
何が何でも日本を屈服させ関税撤廃させると言う構えです。
日本も出来る限りの譲歩をしたが米国畜産団体は飽くまで関税の完全撤廃で通してきます。
しかし日本の畜産の将来が懸かった問題ですので下手な妥協は将来に禍根を残すので
最低限の譲歩はヤムを得ないが、飽くまでガンバッテ欲しいですね。