日々好日

さて今日のニュースは

武器輸出解禁で我が国初の国際武器見本市に出店

2014-06-13 10:51:46 | Weblog

パリで世界最大規模の武器見本市と言われる「武器国際展示会」が開催sれて居ます。

日本は是まで武器輸出三原則に依って武器輸出禁輸国でしたが、先般見直されて
「防衛装備移転三原則」となり大幅に武器輸出が緩和されました。

是は日本の防衛産業の育成や高度の武器製造能力の開発、世界の防衛産業から
置いてきぼりを喰わない様に共同開発に参加できる様にすると言う趣旨で見直された
と聞く。

早速日本は世界最大規模の国際展示会に三菱重工・川崎重工・日立製作所・東芝
富士通・NEC等主だった軍事産業13社が出展しました。

この武器国際展示会は2年に1回開かれる武器見本市で各国で使用される武器が
取り引きされます。

特に紛争地の中近東や東南アジア等の需要は高く相当の武器が取り引きされるの
ではないかと推測されます。
日本もその死の商人の仲間入りをした事になります。

しかし各社とも武器のパネル展示や、模型等の展示等で様子を見て居る様だとの事。

開発途中の装輪装甲車の模型・戦車用エンジン等のパネル展示。
車両や地雷探知機・超感度監視カメラ・等や自衛隊使用の落下傘・高輝度ポータブル
サーチライト・民間向けに開発された気象レーダーや無線機等々です。

その内幾つが商談に結びつくのか判らないが、紛争を助長させる手助けをする事に
なって来るのでしょうね。


集団的自衛権行使容認公明党限定行使で譲歩か?

2014-06-13 08:35:11 | Weblog

集団的自衛権行使容認の閣議決定を急ぐ安倍政権に対し反対を唱えあわや連立解消
かの話すら出てきた昨今、どうやら公明党も限定行使と言う事で検討を始めた模様。

ただ山口公明党代表は反対姿勢は崩して居ません。
又公明党が出した限定容認論は首相が予期するものより行使範囲が狭いとの見方も
あるとか。

双方の解釈は安倍首相は我が国の存立が危うくならない様な必要最少限度の範囲
を限定し容認するとして居ている。

是に対して公明党は日本国民の権利が根底から覆される事態に限定し行使の対象は
朝鮮半島の有事に限定。

これでは集団的自衛権行使容認が意味が無くなる事にならないか?

他国の戦争に巻き込まれる危険性は少なくなるがこれが国際的に認められるか?

もし中国から米国が攻撃されたら指を咥えて見て居るか?

色々想定するとこの公明党の限定容認には無理がある様に見える。
また安倍首相の認識もアヤフヤで大変危険なものと思われます。

公明党の限定容認をうけて政府・自民党は解釈改憲の閣議決定を今国会から少し
先送りする方向で検討に入った模様。

しかしどうやら両者とも言葉のアヤで既成事実を作り上げて行く意向の様ですね。


労働力不足に高齢者・女性・外国人・留学生総動員・残業代ゼロ層拡大

2014-06-13 06:50:38 | Weblog

少子高齢化で労働人口の激減は、主に中小企業やサービス業を直撃して居ると言う。

一方働きたくとも働く場所のない若者が増えて居て、また定職のないフリーターが増えて
きて居るのも現実です。

現在中小企業やサービス業は退職した高齢者は主婦・其れに外国人労働者・外国留学生
等を雇用して遣って行くのが殆どらしい。

中にはもしこの内のどれかが居なくなったら事業を遣って行け無いと言うのが本音らしい。

政府今回成長戦略の一環として、高齢者雇用促進・婦人労働力重用・外国人労働者雇用
拡大・外国人留学生雇用規制緩和・技能実習生制度見直し等を明言しました。

雇用問題はもう其処まで逼迫して居るのです。

しかし事はそう簡単では無いようですね。

雇用者雇用と言っても高い技能を持った高齢者はいざ知らず現在の雇用体制では高齢者は
大半が足でまといにしかならない。
又婦人の雇用拡大でも育児問題も絡み待機児童解消等働く環境作りはまだ不十分です。
外国人労働者雇用は日本人の労働者優先と言われ色々問題が多い。

現在介護・医療での外国人雇用、高技術を持つ外国人雇用等特殊分野の外国人雇用は
認められているが、正式には単純作業での外国人雇用は認められて居ません。

また外国人留学生は1週28時間を限度に勤務地・勤務時間帯の制約無く働けます。
法律で定められた外国人の技能実習制度では実習生はフルタイムで3年間限度で雇用される。
当然超過勤務も出来ますが職種が限定されます。

日系人雇用は日本人並みの雇用が義務つけられ多くはブラジルからの日系人が占める。

政府は外国人留学生雇用でも1週間48時間までは行かなくても35時間まで拡大出来ないか?
技能実習生も5年まで延長できないか?
介護や林業等の職種まで拡大できないか?
また日系人と言っても所詮外国人だからもっと働き易い環境がつくれないか?

等々が討議されているとか?

処でこれまで技能実習生の大半は中国人ですが、現在中国経済繁栄で労働賃金格差が無くなり
逆に中国が高くなって帰国者が増え技能実習生に大きく依存する中小企業や農村等では労働力
不足で困って居るらしい。

中国は現在条件の良いシンガポールへの雇用が増え日本への希望は減るばかりとか。

仲々外国人雇用拡大はそう簡単には不可ない様です。
日本で外国人雇用に賛成は2割で反対が4割、どちらとも判らないが3割とか。
矢張り諸手を挙げての賛成ではない様です。

処で政府は残業代支払い等の労働時間規制を受けない、「ホワイトカラー・エクゼンプション」と
言う労働者の対象拡大を画策して居るらしい。

早い話し年収1000万以上の高級取りは残業代ゼロで働かす事だ出来る様にしたいと言う事です。
管理者を除き、労働者の労働時間は1日48時間・週40時間とし、其れを超えた場合企業は残業代
を支払う様に義務つけられています。

今でも過労死が問題になって居るのに、対象拡大は働き過ぎにならないかと言う懸念があります。
しかし経済優先、成果主義の現在ではそうも言って居られないと言うのが本音の様だ。

安倍政権は是を「岩盤規制」打破として誇示したい意向との事。

兎に角今後労働力確保は大きな問題になって来そうですね。