政府は保険診療と保険外自由診療併用する「混合診療」には現在の医療制度の崩壊
に繋がりかねないとして反対の立場をとっていました。
しかし現在の健康保険制度での医療に不満を持つ患者の要望を重視し、政府は混合
医療を認める新たな仕組みを作る事を決めた模様。
海外で認められて居て国内で未承認の医薬品を使う混合診療の場合審査に平均で
6~7ケ月掛かって居ますが、あたらしい審査期間は是を5分の1にに大幅短縮する。
患者の申し出を受けた医療機関は國に申請する。
治療の有効性や安全性は専門家が合議で確認する。
最初に実施する混合診療は臨床研究中核病院等全国15ケ所に限定して実施。
同じ診療の2例目以降はこの病院と協力する医療機関を追加出来る事とす。
この場合原則2週間以内に安全な環境が整って居るか判断する。
是は高度の医療技術や施設がなければ患者に危険が及ぶとされ、大学病院か
地域基幹病院に限定されてい居たがリスクが低い診療は地域の身近な病院でも
認める事とした。
政府の規制改革会議は今後混合診療を現在より大幅に広げる「選択療養」導入する
様に求めた。
是で外国で認められた新薬や新しい医療方法が使える様になり、患者にとっては
大変朗報ですね。
ただ是で痛手を蒙るのは、医薬会社や医療関係者とも言われています。
この混合医療はTPP交渉でも問題視された項目です。
是まで新しい薬が世界で開発されても日本の医療制度では使えないと言う事でしたが
是が少なくとも規制緩和に向かったと言う事は喜ばしい事かも知れませんね。
ただ金持ちはこの恩恵に与るが貧乏人には余り用のない制度とも言えますね。