日々好日

さて今日のニュースは

国民投票法明日成立か?

2014-06-12 08:10:22 | Weblog

政府は昨日集団的自衛権行使容認に関する閣議決定に憲法解釈変更を明記する
方針を先日決めました。

是と同時に参院憲法審査会は憲法改正手続法である「国民投票法改正案」を自民
公明・民主党等の賛成多数で可決しいよいよ3日参院本会議で成立する見通しと
なりました。

是で1ケ月以内に施行され憲法改正に向けた法的環境が整った事になります。

「狭い日本そんなに急いで何処へ行く」と言う交通事故防止標語がありますが、将に
現在の日本を表す言葉の一つと思われてなりません。

何故そんなに憲法改正を急ぐのかと言う声があります。
反面今の憲法では日本は守れないと言う意見もあります。

今回の国民投票法改正案は折角苦労して成立させた法律を有効に活用出来てない
として何とか憲法改正の手続き法だけでも具体化したい言う趣旨で改正されたもの
と理解したい。

今回の改正目的は憲法9条廃止のためのものではないと口酸っぱく言って居るが
石原氏の様に日本自主憲法の制定を面と向かい宣言する人も居ます。

憲法改正の主目的は正直な処不戦条項の削除ではないかと言われて居ますので、
大きな問題となる可能性があります。

初めは国民の基本的人権に関するものであっても蟻の一穴でやがては本丸落城
と言うケースも想定されるので、現状維持を主張する人が多い様だ。

今回の改正案は国民投票の投票年齢を18歳まで引き下げる事。
警察官を除く公務員ノの改憲を働き掛ける「勧誘運動」容認。

等が主な改正点である。

改正基本的手続きの改正は今回は含まれて居ません。

憲法改正発議要件の衆参各院の3分の2以上の賛成。
国民投票で有効投票総数の過半数の賛成。

今回は手を着けて無い様ですね。

しかし何となく憲法改正の足音が、近づいて来た感じがしてなりません。


諫早干拓制裁金支出確定なれど開門とは何なんでしょう

2014-06-12 06:24:50 | Weblog

昨日で佐賀地裁が出した間接強制決定の期限で今日から1日49万円の制裁金を
國が支払う事が確定しました。

これは地裁が猶予期間とした昨日までに國が開門を履行せず制裁金執行停止の
申し立て判断も示さなかったため國に支払い義務が生じました。

将に是まで國が間接強制で制裁金等払った前例がないのに1日49万円で年間
1億7885万円が我々の税金から支払われて行く事になります。

財政の立て直し等クソ喰らえですね。

又是が開門ならば243億円に費用の支出が見込まれると言う。

どちらに転んでも巨大な金額が税金から支出される事になります。

そもそも諫早湾干拓事業は、農地造成・高潮や洪水対策が目的で2007年完成した。

事業費2530億円で内訳は潮受け堤防964億円・干拓農地の堤防286億円・排水門
218億円・有明海4県漁業補償279億円です。

この干拓事業費遙かに超える費用を間接強制で制裁金として支払うと言う全く
呆れた展開になって来ました。

何処の世界に工事費用を遙かに超えた賠償金を要求すると言う異常事態が発生する事
が有るでしょうか?

漁業者が貰った補償金が足らないと言う気持ちは判るがそれは少し虫が良すぎないか?

そもそも此の問題が出たのは、有明海の干拓がアチコチでなされ狭くなって来て居るのに
ノリ業者の乱立・貝類の乱獲・天候不順によるプランクトン異常発生の赤潮等で漁業被害
が出た。

そこに国の公共事業として諫早干拓が強行されました。

そこで國を相手に是は全て諫早干拓のせいとして、漁業者が訴訟を起こした。
是までは事実関係の証明が出来ない事を理由に裁判所は却下して居ました。

処が時代が変わりました。
佐賀地検は環境問題や漁業問題でその影響を認めて試験的に3年間開門をして調査する
判決を出した。

又時期も悪かった。公共事業に反対の民主党が政権を握って居ました。
其処から問題は紛糾してきました。

確かに諫早干拓が有明海漁業に影響を与えた一因には違いないが、それ以上に熊本県
福岡県・佐賀県は干拓事業を行い有明海を狭くして居ます。

ただ違うのは高潮・水害対策のため潮受け堤防等がない点です。
熊本等は熊本水害で出た土等で宏大な干拓地を造成し、新熊本港の建設では広い干潟を
埋め立てて居ます。

福岡の三池港もしかりで築後川の堰建設も有明海には大きな影響を与えています。
それは佐賀県も長崎県も同じ様なもので、埋め立て事業で大きく潤って居ます。

その様な事で是までは漁業被害の因果関係がハッキリ証明できないと裁判所はして来た。
初めは漁業者は國から莫大な補償金が取れればと言う事だったのでしょうが是ほどまでに
事が大きくなってしまっては引くに引けなくなってしまいましたね。

大体開門・開門と騒ぎ立てていますが、実際行われる開門は形ばかりの部分開門で、調査
する海域も極く一部に限られ、信憑性に欠ける事は開門を迫る漁業者が一番判って居るの
ではないか?

また開門によって折角軌道に乗りかかった干拓農業には多大な被害が出る事が予想されます。

開門は一害あって一利ないと言われる所以です

マスコミや売名の支援団体がこれに乗っかって事を大きく騒ぎ立てて居ます。
もう諫早干拓等はどうでも良い事で、後は国相手の戦争となって居ます。

本当にバカバカしい事ですね。

迷惑するのは我々国民です。

いい加減にして欲しいと言うのが我々の本音です。