各国が、国際原子力機関に毎年行って居るプラトニューム保有量報告で日本が核爆弾
80発分に相当する多量のプラトニュームが報告されてない事が判明しました。
原因は福島原発事故以来原子炉に入れた儘で使われてないプラトニュームが640キロ
もある事が判ったもの。
現在日本には15~16ケ所の原発に50基余の原子炉があるが全て稼働停止です。
当然原子炉に入れた儘のプラトニュームがあってもおかしくないです。
其れを報告洩れとは余りにも杜撰過ぎます。
政府は意図的な過小報告ではないと盛んに弁解に努めて居ますが、何せ核爆弾80発
分と言うと穏やかでは有りませんね。
世界は大量の核物質を所有して居る日本には厳しい視線が有るだけにこの様な報告洩れ
は致命的マイナスイメージになりかねない重大事項です。
冷戦時代米国から研究用に提供されたプラトニューム300キロは米国からの度重なる
要求に折れて日本もどうやら返還を検討する事になったがまだ返還したと言うニュース
はない様ですね。
今回の640キロのプラトニュームの報告漏れは九州電力原発3号機の混合酸化物MOX
燃料に含まれ11年3月に入れた儘で定期検査中との事です。
本当に日本の原子力行政はいい加減なものか判る気がします。
これは日本の原子力行政に携われる人が余りにも散漫過ぎるのではないか?
今後原発を稼働するにせよ停止するにしろ、もっとビッシリ遣って貰わなくては・・・