是まで容疑者や被告が警察署や検事庁等から易々と逃亡し司法の警備体制が
問われて居ましたが、今回は鑑定留置の被告が病院から警備の隙を狙って易々
と逃亡を図りました。
幸い5時間後被告は病院から1キロ離れた海の中道大橋の下の海岸に倒れて
居るのが発見され確保して事なきをえました。
それにしてもお粗末な警備体制ですね。
昨年11月に仙台中央署の取り調べ室から堂々とドイツ人容疑者が逃亡しました。
警察の取り調べ途中に容疑者脱走を許すと言う、何とも不祥事な事が起きて居る。
又今年の1月には横浜地検川崎支部で弁護士と接見中に容疑者が脱走すると言う
大失態がありました。
この時は手錠は外されて居たが腰紐は付けたままで逃走。
警察官1名と検察事務官1名が立ち会って居てこのザマです。
今回は強盗・強姦罪で起訴され精神鑑定のため病院に鑑定留置での被告逃亡です。
病院側は初めアクリル製の堅固な窓があって奥まった病室に入院させて居たが被告
が温和しいので、1回の病室に移した。
被告は夜勤の見回りの隙をみてベッドで窓ガラスを破り其処から逃亡しました。
監視役の警察官は配置されて居ませんでした。
もっとも配置された警察官は丸でロボットで何の役にも立たないのが現状のようです。
本当にお粗末な司法機関の警備体制です。
もし逃走した容疑者や被告が悲惨な事件を引き起こしたらどう責任を取るのだろうか?
警察官の危機意識はいまやテレビドラマの上だけなんでしょうかね?