日々好日

さて今日のニュースは

ロシア核兵器先制使用演習で欧米や日本に脅しを掛ける

2015-04-02 09:11:27 | Weblog

ロシアが先に行った大規模軍事演習ではNATOや米軍や日本を仮装敵国
として北極圏の島や北方領土を含む千島列島が攻撃された事態を仮定し
核兵器の限定的先制攻撃の可能性を想定した演習であった事が判明。

誠に危険なチキンレースが始まったと云えるのではないか。

お互いが耐えられる危険度を競い合うチキンレースは本当に危ないゲーム
ですね。

まかり間違えると懸念される第3次大戦が起こりうる可能性さえあります。

近頃ロシアのプーチン大統領は強いロシアの復活として敢えて核兵器
使用も辞さぬ構えを見せています。

特にウクライナへの軍事介入後欧米や日本の報復処置に不快感を示し
徹底対抗措置を打ち出しています。

日本への北方領土返還の話合は流し訪日は止めてしまいました。
ロシアも原油価格の下落で懐具合が悪化して苦しい立場に立たされて
います。

それでもロシアは旧ソ連時代の共産圏国への締め付けを厳しくして盛んに
結束を呼びかけています。

ソ連時代が忘れられない世代からプーチン大統領は絶大な支援を得て
独裁的手腕で競争相手を粛正して益々権力は強大化してきましたね。

ロシアが本当に核兵器使った先制攻撃演習をしたのなら大変ヤバイ事態
になって来た感じがしてならぬ。


年金受給者には厳しい時到来か

2015-04-02 07:33:51 | Weblog

少子高齢化で現役世代の減少し受給者だけが爆発的に増加しています。

従って現役の負担が重くなりすぎる、給付金を抑え財政の安定化図らないと
年金制度は崩壊すると言う危機感は出て来た。

年金額は物価・賃金の変動にあわせて毎年4月に見直される。

名目賃金の伸び率は2・3%、平均余命の伸び率等から調整率は1%前後と
弾かれたが、今回は0・9%として、更に過去払いすぎた分が0・5%あるので
1・4%が差し引かれる事になる。

詳しい事は専門家でないので判らないが、兎に角年金が抑制されると言う事
らしい。

政府は今年予定通り抑制出来なかった分は翌年に繰り越すとの事で、年金は
益々減らされる事は間違いない様だ。

年金受給者は支えて呉れる現役の人があって年金生活が維持出来るのですから
文句言う筋合いではないが、益々減って行く年金額に不安は募りますね。

 


景気はどうなって居るのか?日銀短観と実情のギャツプ

2015-04-02 06:29:46 | Weblog

昨日日銀は1~3月期の短観を発表しました。

短観とは企業短期経済観測調査と言って企業のトップが日銀の問いに景況感を
良い答えた数から悪いと答えた数を差し引いた数を業況判断指数DIとします。

シンプルな形式で信用度に些か疑問が湧くが、これが奇妙に的中するので不思議
ですね。

製造業・非製造業の、大企業と中小企業部門に分かれて3ケ月の景況感が発表
されます。

今回の大企業製造業のDIはプラス12で前回比で横這い。
大企業非製造業はプラス19と前回比で2ポイント改善された。

中小企業製造業は前回比で3ポイント減ってプラス1。
中小企業非製造業は前回比で2ポインと改善でプラス3。

総体的には円安で輸出企業の業績拡大で賃金も上がって居るが個人消費も
生産回復力は弱く企業の景況感はイマイチ冴えない。

業種別では円安の恩恵で自動車・電気機械はダントツのプラス15だが前回比
では横這い。
公共事業は一服し、窯業・土石製品等は悪化、住宅建設好転で木材・木製品
は改善された。

非製造業では不動産でオフイス空室率改善で前回比の11ポイント改善されて
プラス33となった。
小売部門では円安で外国人観光客の消費で前回比7ポイント改善のプラス5。

中小企業製造業の自動車・鉄鋼関係は悪化。
中小企業非製造業は原油安で運輸・郵便が改善。

因みに3ケ月先の予測先行DIは大企業製造業がプラス10。非製造業プラス17
中小企業製造業ゼロ。非製造業はマイナス1

大企業・中小企業共に悲観的予測です。

以上が日銀が発表した3月期の短観の概要です。

しかし何か現況とは少しズレが感じられますね。