日々好日

さて今日のニュースは

2030年電源構成は原発22%再生エネ24%か?

2015-04-29 07:45:28 | Weblog

15年先のエネルギー政策で電源構成をどうするか、経産省有識者会議が
原発が20~22%・再エネが22~24%との政府案を了承しました。

政府は是により6月上旬の主要国首脳会議までに温室ガス排出削減目標
を正式に決める予定との事。

エネルギィー問題は脱原発問題や経済成長戦略以外にも地球温暖化問題
と深い関係にあります。

原発は克って温室ガスを出さないエコで経済的発電方法と言われたが福島
原発事故以来命に関わる危険な凶器と見なされだした。

しかし日本の経済成長戦略には原発は必要条件と政府は宣言し続行する事
としています。

しかし原発は老朽化が進み耐用年数40年を超える原発が出て来て次々と
廃炉されています。

15年後の原発は老朽化で廃炉予想を考えると原発比率は15%となるので
政府が言う20~22%維持は大変難しいと言われて居ます。
後はどうするかですね。

再エネ実績が増えればその分国民負担が増します。
大幅な上積みは見送ったが、太陽光7・0%・風力1・7%・水力8・8~9・2%
等と再エネを原発より少し大目に24%にするとしています。

因みに全体の半数を占める火力発電は液化天然ガスが27%・石炭26%
石油3%。

矢張り半分以上は化石燃料に頼らざるをえませんね。


日米首脳会談何処まで本気か?

2015-04-29 06:47:14 | Weblog

9年振りに日本の首相として公式訪問した安倍首相は打って変わったオバマ大統領
の厚遇を受けて悦に入って居る様ですね。

早速戦後70年に当たり日米同盟の深化を宣言し、中国を念頭に力による一方的な
現状変更の試みで領土の一体性を損なう国家の行動は、国際的秩序に対する挑戦
と中国をけん制しました。

日米共同ビジョン声明は下記の通りです。

自衛隊と米軍は地球規模の協力拡大にむけ同盟強化。
これは自衛隊が米軍翼下で使い走りする事になりそう。

中国の南シナ海進出や、ロシアのクリミア編入は認めない。
日米関係はかっての敵国が不動の同盟国となった見本だ。
テロやサイバー攻撃等の新たな課題に協力して対処する。
TPPは経済成長を牽引するので大きな進展を歓迎する。

今回の共同声明には安倍首相の積極的平和主義とオバマ大統領のアジア重視の
リバランス戦略が盛り込まれたものです。

名指しは避けながら、航海・上空飛行の自由等国際法に基づく規範を促し、中国の
尖閣諸島・南シナ海等の領土的野心や、東シナ海防空識別圏設定等が日米で構築
して来た事への挑戦だと批判した。

中国の南シナ海進出で日米が危機感を共有して居る事を改めて表明した。

米国が是まで傍観者だった日本を引きこんで同盟国として応分の負担を求めたとも
取れます。

ただ国益優先の米国の事、その真剣度は何処まで信用できるか?

中国と日本を絶えず秤に掛けて居る米国の事ですからあまり信用出来ない。

途中でハシゴを外されない様に要心が肝要かもね。